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DelphiXE3 [FMX] 色 2014/05/13 |
FireMonkey(FMX)の 2Dグラフィックスでの直線等の描画では、色を付ける事が出来ます。VCLアプリケーションでは、例えば ColorDialogコンポーネント等で色を指定する際、TColor型の値として、RGB色 $000000(黒)〜$FFFFFF(白)(R:0〜255、G:0〜255、B:0〜255)の1677万色を扱う事が出来ました。
$0000FF:赤色 $00FF00:緑色 $FF0000:青色
FMXアプリケーションでは、色は、TAlphaColor型の値として扱う事になっており、これには RGB値に加えて、α値=透過指定(0:完全透明〜255:不透明)を指定する事が出来るようになっています。α値は、最上位8bitで指定する事になっていて、
$00FFFFFF(α値0(透明)の白色)〜$FFFFFFFF(α値255(不透明)の白色)
という具合になっています。
また、RGB色の指定は、
$FF0000:赤色 $00FF00:緑色 $0000FF:青色
と、VCLの TColor型の色指定とは逆になっていますので要注意です。
完全透明にすると、画面上には見えなくなります。
透明にすると、線等の重なりによって、色を重ねた表現が可能になります。
なお、透過指定については、各メソッドでの AOpacity 引数値で指定する事も出来ますが、この値は、0(完全透明)〜 1(不透明)の Single値での指定となります。
色の指定については [Colors]内に色々なコンポーネントがありますが、これについては既に記述済です。
VCLアプリケーションでの色値は、例えば、clBlack、clWhite のような名前のついた定数で指定する事が出来ますが、FMXアプリケーションでの色値は、uses節にて「System.UIConsts」を指定する事により、claBlack、claWhite、のような名前のついた定数で指定する事が出来ます。
参照:[FMX] ライブラリ(5)
色指定は、Canvas の Strokeプロパティ・Fillプロパティ(TBrush型)の Colorプロパティ等でよく利用されます。
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