DelphiXE3 [FMX] コンボカラーボックス(ComboColorBox)
2013/11/18
前回は [Colors]内のカラーパネル(ColorPanel)について見てみました。今回はその次のコンボカラーボックス(ComboColorBox)について見ていきます。
[Colors]内
FMX
ヘルプより。
色のスペクトルからアルファ色を選択できるコンボ ボックスを表します。
TComboColorBox は標準の TComboBox と同じように動作します。違いは、ドロップダウン モードでは、THueTrackBar として表された色スペクトル、アルファ チャネル トラック バー、カラー クワッド、色の HEX 値編集ボックス、カラー ボックスが表示されることです。これらにより、TComboColorBox は優れた色選択コンポーネントになっています。
Color
このカラー コンボボックス コンポーネントで選択されている色を示します。
TAlphaColor は 4 種類のチャネル(ARGB)で構成され、4 バイトの 16 進数値で指定されます。下位の 3 バイトは RGB 色チャネルを表わし、それぞれ青、緑、赤の強度です。最上位バイトは透過度の係数(アルファ チャネル)です。$FFFF0000(Delphi)または 0xFFFF0000(C++)という値は最大輝度の純粋な青色を表します。$FF00FF00(Delphi)または 0xFF00FF00(C++)は純粋な緑色、$FF0000FF(Delphi)または 0xFF0000FF(C++)は純粋な赤色です。$FF000000(Delphi)または 0xFF000000(C++)は黒色であり、$FFFFFFFF(Delphi)または 0xFFFFFFFF(C++)は白色です。
UseAlpha
このカラー パネル コンポーネントは、アルファ チャネル トラック バーを表示するかどうかを示します。
UseAlpha プロパティを True に設定すると、このカラー パネル コンポーネントは、アルファ チャネル(透明度)トラック バーを表示します。 UseAlpha を False に設定すると、単色非アルファ カラーが使用されます。
UseAlpha プロパティのデフォルト値は、True です。
それでは少し試してみます。
コンボカラーボックス ComboColorBox1の変更イベントハンドラを下記のようにします。α値・色相・輝度・彩度のプロパティはありませんので色 Color値のみ参照しています。
procedure TForm1.ComboColorBox1Change(Sender: TObject);
begin
Label1.Text := '色:' + IntToHex(ComboColorBox1.Color,8);
end;
保存・コンパイル・実行してみます。
コンボカラーボックス ComboColorBox1上をクリック
↓
色選択画面が表示されます
↓
色選択画面を操作すると
すぐに コンボカラーボックスに反映され
変更イベントも発生するようです
↓
再度、コンボカラーボックス ComboColorBox1上を
クリックすると色選択画面は閉じられます
というわけで、”コンボボックス”という単語からは複数の色候補のうちから色を選択するというイメージがありますが、そうではなく、あくまでも「コンボ」〜「カラーボックス」ということで、クリックしたら色選択用の別画面が表示されて、色選択をして閉じる、という事になります
(※
「カラーコンボボックス」(後述)
というコンポーネントは別にあります)
。画面上の占有スペースを小さくすることが出来る、ということで、省スペースで 色を設定・取得したいだけなら、このコンボカラーボックスを利用するのが簡単で扱い易い、かもしれません。
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