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ＷｉｎｄｏｗｓＶｉｓｔａ

WindowsXpの後継版ＯＳ「Windows Vista」が平成17年１月末に発売されました。WindowsVistaには、「Home Basic」「Home Premium」「Business」「Ultimate」「Enterprise」というエディション、32ビット版と64ビット版があります。WindowsVistaの動作環境は下記のように記されています。

◆最小システム要件
800MHzプロセッサと512MBのシステムメモリ
少なくとも15GBの空き容量のある20GBハードディスクドライブ
SVGAをサポートするグラフィックボード
CD-ROMドライブ

◆推奨システム要件
1GHz以上の32ビット(x86)または64ビット(x64)プロセッサ
メモリ
　1GBのシステムメモリ
ハードディスクドライブ
　少なくとも15GBの空き容量のある40GBハードディスクドライブ
グラフィックアクセラレータ
　DirectX9対応のグラフィックおよび
　Windows Display Driver Model (WDDM)ドライバ
　128MB以上のビデオメモリ
　ハードウェアによるピクセルシェーダ2.0
　１ピクセルあたり32ビットの表示色
光ディスクドライブ
　DVD-ROMドライブ
その他
　オーディオ出力
　インターネットアクセス

　
マイクロソフト社のサイトでは、
　「もっと簡単に、もっと安全に、もっと楽しく」
をテーマに、
Windows Aero（エアロ）インターフェイスをベースとした、
「Windows フリップ 3D」
「Windows Internet Explorer 7」
「ガジェット」を含む「Windows サイドバー」
半透明なダイアログデザイン画面を持っています。
（※ Home Basicでは Windows Aeroは使用出来ません）
　
このWindows Aeroは、上記の最小システムでは使えませんので要注意です。パッケージは DVD-ROMで提供されますので、DVD-ROMも必須となります。関連雑誌記事等によると、Vistaを普通に使用するなら
CPU
　CeleronD 2.4GHz以上、Pentium4 2GHz以上、
　デュアルコアCPU推奨
メモリ
　2GB以上
グラフィックボード（ビデオカード）
　ミドルクラス以上　nVIDIA GeForce 7600GT、6600GT、等
　DirectX9対応でないと Windows Aeroは動作しませんので
　注意してください
　

　
［Alt］＋［Tab］キーによるプログラム選択(切替)画面

　
［Windows］＋［Tab］キーによるプログラム選択(切替)画面

体感速度については、ＯＳそのものを動かすのにパワーが必要なのか、CPU・メモリ・グラフィックの割にはさほど速いという感じはしません。Windows2000より操作感は良いかもしれませんが、個人的には、WindowsXpの方が軽くて扱いやすいと思います。スタートメニューからのアプリケーション起動もこれまでと違いますし、電源を切るにも間違えてスタンバイにしてしまったり、と、最初は結構戸惑うのではないかと思われます。
　
セキュリティが強固になっている、とありますが、これまで同様、ウイルス対策ソフトは別途、インストールする必要があります。また、定期的なWindows Updateも同様に行う事になります。
　
アプリケーションやドライバ等のソフトウェアをセットアップする際には、Vista対応かどうかを確認した方が良いでしょう。Vista非対応のソフトも結構あるようです。
　
Windows Vistaは、OEM版、パッケージ版、アップグレードパッケージ版、があります。アップグレード版は、既に Windows2000/XpがインストールされているPCで利用する事が出来ます。Windows2000/Xpを起動した状態で、DVD-ROMを挿入し、Vistaをインストールします。DVD-ROMを挿入してブートさせて入れる、という事は、アップグレード版では出来ません。旧OSに上書きする手法と、別HDDを用意してそちらに入れる方法（マルチブート）がありますが、現在（平成17年３月現在）はまだ、旧OSは出来れば残した方が良いと思われます。
　
　

それ以外については、パソ遊びにて

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