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ビジネスユースとして、信頼性・安全性を高めたOSです。
WindowsNT3.1、WindowsNT3.5、WindowsNT3.51、WindowsNT4.0、Windows2000、とバージョンアップしています。WindowsNT3.xの画面は、Windows3.1と似ています。WindowsNT4.0の画面は、Windows95と似ています。しかしその内容はかなり異なっています。(元々の開発チームも違うからなのですが)
サーバー版と、ワークステーション版(クライアント版)があります。ネットワークを構築する場合にはそれを考慮して導入します。スタンドアロン(1台だけで使う)の場合は、ワークステーション版で構いません。
(※ピアツーピアならば、WindowsNT4.0 Workstation同士でもLANは組めます。)
まずは、UNIXと同様なアクセス権限があります。UNIXのrootに相当するのが「administrator」で、ソフトをインストールする場合には、この権限で行わないといけない場合があります。ネットワーク、つまり、マルチユーザーを意識する場合には、アクセス権限を設定して、ユーザーによって出来る事出来ない事を割り振る必要があります。何も知らない人に大切なファイルを消されたりすると、「安全」では無いからです。
次に、Windows3.1/95/98/Meで、アプリケーションが実行中にフリーズするとOS/パソコンそのものも止まってしまい、リセット或いは電源OFF、という事になるのが多いですが、ネットワーク利用時には、リセット/電源OFFという事態は避けなければなりません。ですので、アプリケーションがフリーズしても、OSやパソコンが止まってしまわない仕組みになっており、そのアプリケーションだけを強制終了出来るようになっています。
Windows3.1/95/98/Meの不安定要因の1つとして、メモリ管理の甘さ、がありますが、WindowsNT/2000では、メモリ管理はもっと強固になっています。
雷による停電等でも止まってしまわないように、UPS(無停電電源)のサポートもされています。UPSには電気が溜められており、停電時に5分〜数十分の電源供給を行うようになっています。その間に自動的に、OSの正常終了を行い、不慮な事故を防ぐようになっています。
また、データバックアップについても、大容量外部記憶装置(RAIDやDAT等)のサポートや、ミラーリング等のサポートや専用ソフトもあります。
安定性を重視するが故に、使用出来る周辺機器も限られています。今ではかなり多くの周辺機器が「Windows2000対応」となっていますが、以前は、使える周辺機器も少なく、パソコンショップでの動作保証もありませんでしたので、導入するにはそれ相応の知識を必要としました。
Windows95/98等と同様に、WindowsNT4.0/2000も、リビジョンアップされて行ってます。バグフィックス(バグ修正)や安全性強化等のためだったりしますが、最新版にしておくのが良いとされています。 |
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