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スキャナで画像を取り込んだ後、上下・左右の反転をしたい場合があります。また、取り込んだ後に画像が斜めになってしまった場合、回転をして補正をしたい場合があります。
1.上下反転
@メニュー「イメージ|上下反転」を行います。
A完了です。
2.左右反転
@メニュー「イメージ|左右反転」を行います。
A完了です。
3.回転
@メニュー「イメージ|回転」を行います。
A[方向]で、右方向に回転するか左方向に回転するかを指定し、[角度]で何°回転するかを指定します。斜めになった画像を補整する場合には、「やり直し」をしてちょうど良い角度を探したりします。
B完了です。
4.トリミング
取り込んだ画像の一部分だけを残して、周りを消してしまいたい場合があります。そういった場合には、トリミングの機能を使います。
@[選択]ツールで、残したい部分を選択します。
Aメニュー「イメージ|トリミング」を行います。
B完了です。
5.リサイズ
スキャナで取り込んだ画像やデジカメで撮影した画像の大きさが大きすぎて、そのままではホームページの画面に貼り付け出来ない場合があります。その場合には、リサイズを行って画像の大きさを小さくします。
@メニュー「イメージ|サイズ変更」を行います。
A「サイズ変更」画面が表示されますので、ドット数(ピクセル数)で指定する場合には、「ピクセル単位のサイズ」にチェックをして、幅(横の大きさ)、高さ(縦の大きさ)を指定し、[OK]をクリックします。
※リサイズする場合には、画像が TrueColor(フルカラー)状態でないと画像が汚くなってしまいます。16色や256色の状態の場合には、一旦「増色|TrueColor(24ビット)」をしてからリサイズします。
B完了です。
※この画像のタイトルに「photo1.jpg [1:1]」とありますが、この[1:1]は、画像を1倍表示している事を示します。@の[1:3]は、1/3に縮小表示している事を示します。逆に、[3:1]と表示されていれば、3倍表示している事を示します。
6.JPEG形式で保存
最近は、ADSLや光などのブロードバンド環境が普及したため余り考慮されなくなりつつありますが、アナログやISDN、AirH"等の動作環境を考慮する場合には、画像のファイルサイズをなるべく小さくしたい、という場合があります。また、ホームページの容量が小さいために、画像のファイルサイズを小さくしたくなる場合もあるかもしれません。そういった場合、1つの画像のファイルサイズはおおよそ、50KB程度に抑えるというのが、よくあるパターンです。
写真の画像データは、JPEG形式ファイルとして保存する事が多いです。JPEG形式はフルカラー対応で、16色モードや256色モード等はありませんが、保存時に圧縮率を指定する事によって、ファイルサイズを小さくする事が出来ます。圧縮率を大きくするとファイルサイズは小さくなりますが、画像の品質が落ちます。よい具合の数字を探して指定してください。ここで使っているJPEG画像の圧縮率は「30」にしています。
@メニュー「ファイル|名前を付けて保存」を行います。
Aファイルの種類を「JPEG - JFIF 準拠 (*.jpg,*.jf,*.jpeg)」にして、[オプション]ボタンをクリックします。
Bエンコーディングは通常「スタンダード」にします。JPEGファイルを表示する際、上から徐々に表示されます。「プログレッシブ」は、全体が最初モザイク掛かったような画面から徐々にはっきり表示されていきます。しかしブロードバンド環境では直ぐに表示されてしまうのでほとんど意味は無いでしょう。圧縮レベル(圧縮率)を数値入力、又は、下にあるバーを移動させて指定します。
C Aの画面に戻りますので、ファイルを格納するフォルダを指定し、ファイル名を入力・指定して[保存]ボタンをクリックします。
7.GIF形式で保存
写真画像の場合には通常、JPEG形式で保存をしますが、アイコン的なものやイラスト、漫画的な絵等を保存する場合には、JPEG形式よりもGIF形式で保存する場合が多いです。また、透過画像やアニメGIFを使う場合にも、GIF形式が利用されます(※GIF Ver.89aのみ)。
GIF形式には、2色モード、16色モード、256色モード、があります。この色のモードによってファイルサイズも変わってきます。ファイルサイズを小さくするため、色数を減らしたり、ノイズ的なゴミ部分を消したりしてから、ファイルの保存を行います。なお、GIF形式では、フルカラー(TrueColor)に対応していません。そのため、多くの場合フルカラー表現される写真画像の形式には向いていません。
@TrueColorの画像はそのままGIF形式で保存出来ませんので、256色に減色する必要があります。メニュー「カラー|減色|256色(8ビット)」を行います。
※ファイルサイズを小さくしたい場合には、この後更に「X色」で色数を減らしたり「16色(4ビット)」にしたりする場合もあります。
A減色モードを指定します。
私は「最適化(Octree)」「近似色」で行う場合が多いです。
どんな感じになるのか色々試してみて下さい。
Bメニュー「ファイル|名前を付けて保存」を行います。
Cファイルの種類を「CompuServe Graphics Interchange (*.gif)」にします。[オプション]ボタンをクリックします(オプション内容は保持されますので、次回以降はクリックする必要はありません)。
D「バージョン」は「Version 89a」にしておきます。
E Aの画面に戻りますので、ファイルを格納するフォルダを指定し、ファイル名を入力・指定して[保存]ボタンをクリックします。
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ファイルサイズ
31,513バイト |
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