オーディオ(カセット)テープ
8ビットパソコン時代は、プログラムやデータをカセットレコーダでテープに記録していました。ピーガガッガー!って。所詮はカセットテープなので熱や消耗等で読めなくなってしまう事もありました。 |
フロッピーディスク(FD)
オフィス用では8インチが当初ありました。普及したのは5インチです。8ビット時代には2D(320KB)がもっとも多く、16ビット時代に2DD(640KB/720KB)や1MBのものが普及し、しばらく後に、3.5インチのFDが普及しました。SHARP MZ-1500のクィックディスクや、NEC PC-880VA3のTD、等のようなものもありました。最近は、スーパーディスク(120MB/240MB)というものもあります。 |
ZIP
100MB、250MBのタイプがあり、米国ではよく利用されているそうです。当初はパラレルインターフェイスで接続出来る扱い易さと高速さが魅力でしたが、国内ではMOの方が普及しましたので、余り利用されていないようです。 |
光磁気ディスク(MO)
128MB、230MB、640MB、1.3GBのタイプがあります。手軽な大容量メディアとして良く利用されています。
CD−R
CD-ROMと同様のメディアで書き込めるもの。書き込みは専用ソフトで行い、書き込みするためにPCやSCSI I/Fの高速さを求められます。PC環境が遅いと、書き込みの失敗をしてしまいます。が、最近出始めた、BURN-PROOF対応CD-R装置は、安定書き込みを保証してくれるらしいです。 |
PD
650MBでそこそこ高速ですが、装置が松下製しかありません。データ交換用としては殆ど活用されていませんが、データ保管用としては、そこそこ使われているそうです。
CD−RW
CD−Rは書き込みした内容を消す事は出来ませんが、CD−RWは、消去して書き直しする事が出来ます。物理フォーマット時間は遅いため、物理フォーマット済のディスクを購入するのが良いです。 |
|
DVD−RAM
現行は、2.6GB、5.2GB、4.7GB、9.4GBのものがあります。タイプ1は中身のディスクの取り出しは不可、タイプ2は中身を取り出してDVD−ROMとして配布する事が出来ます。AV関係でDVDに注目が集まっていますが、読み書きの速度は少し遅いです。
その他
UNIX系のOSバックアップ用として利用されるカセットストリーマ、大容量定期バックアップ用として利用されるDAT、持ち運び可能なHDDそのまんまのリムーバルハードディスク、等。
ノートパソコン用のATAカードメモリや、デジカメやモバイルで利用されるコンパクトフラッシュ等をFD代わりに使う人も増えてきているそうです。 |
メディアを使うためには、その読み書き用の装置が必要で、それなりの費用が必要になってきます。自分だけで使うのか、誰かにデータを渡すために導入するのか、どれくらいの期間保存しておきたいのか、など、いろいろあるでしょう。
また、メディアそのものの消耗・寿命等があるので、メディアからメディアへの定期的なバックアップも必要です。FDの寿命は約5年、CDの寿命は約20年、だそうです。 |