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Jw_cad(Jw_cad for Windows、JWW)
「Jw_cad」とは、Jiro Shimizuさん(jiroさん)とYoshifumi Tanakaさん(W.Tさん)により開発・配布されているフリーの2次元汎用CADソフトです。現在(平成21年5月12日)の最新バージョンは、6.21a となっています(以下の説明はこのVer.6.21aにて行っています)。
Jw_cad画面
 
Jw_cadについての情報は既に色々なサイトや書籍で紹介されていますのでここでは詳細説明などは行いません。入門者用サイト、Q&Aサイト、掲示板のあるサイトなどを参照されると良いでしょう。
 
 作者さんのサイト(本家):http://www.jwcad.net/
 建築フォーラム:http://www.farchi.jp/
 JWW FAQ ROOM:http://jwwfaq.undo.jp/
 JWW情報館:http://www.homeplannet.com/
 kazu room:http://homepage2.nifty.com/christchurch/
 
ここでは、Jw_cadのコマンド・カスタマイズ用インターフェイスとして提供されている「外部変形」機能について考えていきたいと思っています。
 
CADをどんどん使い込んでいくと、自分の使いやすいように設定を行い、色々な自分なりの色をつけて行きたくなるという事がよくあります。まずは画面等の色設定。Jw_cad では、メニュー→設定→基本設定の[色・画面]頁で設定を行えるようになっています。
基本設定→[色・画面]
 
次に、コマンドメニューの設定、ツールバーの設定ですが、Jw_cad ではコマンドメニューの設定は出来ません。ツールバーの表示・非表示はありますが、以前は、自分で好きなようにツールバー上のツールアイコンのレイアウトをする事は出来ませんでした。Ver.6.00より「ユーザーツールバー」が提供され、ユーザーがカスタマイズ出来るようになっています。メニュー→表示→ツールバーから行えるようになっています。










 
キーボード派の場合には、キーにコマンドを割り当てて、キーを押す事によってコマンドを起動する事が出来るようになります。メニュー→設定→基本設定の[KEY]頁で設定を行えるようになっています。

 
また、Jw_cad 独特な機能の1つに、クロックメニューというものがあります。作業中にマウスドラッグをする事によって表示されるメニューで、マウスの移動方向によって12方向のコマンド実行/モード変更/スナップ等の指示/情報取得等が出来るようになっています。マウスの左・右・午前モード・午後モードで合計48パターン。実行中のコマンドによって変わるものもあります。Jw_cad 独特な機能の更に1つ、AUTOモードという作業状態があり、マウスを余り移動せず効率良く作業を行えるように、というモードですが、このAUTOモードの場合には、クロックメニューを自分でレイアウトする事が出来ます。メニュー→設定→基本設定の[AUTO]頁で設定を行えるようになっています。[クロックメニュー(1)][クロックメニュー(2)]があります。灰色の箇所は固定となっていて設定変更する事は出来ません。

 
次のカスタマイズとしては、まず簡単なものでは、図形ファイルを利用する、という事が出来ます。これは良く利用する図形(線・円弧などの集まり)を登録しておき、いろんなシーンで貼り付けて利用するというものです。1つの図形は1つの図形ファイルで管理します。ファイルの拡張子は「.JWS」形式となります。「.JWK」形式もありますがこれは昔のDOS版での図形ファイル形式ですので通常は利用しません(※既に提供されているものを利用する場合を除く)。
Jw_cad には標準で色々な図形が入っていますし、インターネット上で公開されていたり、雑誌内のFDやCD等で配布されていたりしますのでそういったものを利用させてもらう事が出来ます。図形を貼り付ける場合は、メニュー→その他→図形にて行います。

図形ファイルを自分で作成する場合は、まず、Jw_cad上で図形を作図し、メニュー→その他→図形登録を行い、範囲選択をして、基点を決め(これが配置する場合の基準点になります)、図形ファイルを保存する場所とファイル名を指定する事になります。
 
図形ファイルでは、既に作図されている線などの一部を消して図形をはめ込むというような事は出来ません。図形を貼り付けた後に、線を部分消しをする等というような事をします。その作業を軽減するため、線の部分消しやある程度の文字入力・数値指定等が出来るようになっている「線記号変形」や「建具」コマンドがあります。これは、ファイル「JW_OPT〜.DAT」というテキストファイルを作成・編集する事になるのですが、色々な取り決め等があり、ここでは説明等は行いません。下記サイトなどを参考にして下さい。
 ・「ゆうとroom」http://homepage3.nifty.com/yuhto/
 ・「CAD & Drawing」http://homepage2.nifty.com/cad_dwg/
 
そして更にもっと自由な自動的/カスタマイズ可能な作図・編集を行うための仕組みとして、「外部変形」コマンドがあります。既に色々な「外部変形アプリケーションソフト」がインターネット上などで公開されており、そういったソフトを利用させてもらう事が出来ます。外部変形は、メニュー→その他→外部変形 から外部変形アプリを入れてあるフォルダの指定、外部変形アプリの指定、を行う事により外部変形アプリを起動する事が出来ます。

外部変形の起動は、AUTOモード・クロックメニューに組み込んで起動する事が出来ます(環境設定ファイル(jwfファイル)を作成し、設定を行い、それが読み込まれている必要があります:Jw_win.jwfを作成して登録しておけばJw_cad起動時に自動的に読み込まれます)。また、外部変形用のメニューソフトも幾つか公開されています。当方の「JwwMenu」(シェアウェア)でも外部変形アプリを登録する事が出来るようになっています。
 
外部変形アプリケーションソフトを利用する場合には、Windows2000/Xp(おそらくはVistaも)を利用している場合、Jw_cad を「C:\Program Files\JWW」のような半角空白を含むフォルダにインストールしていると正常動作する事が出来ません。もしその場合は、Jw_cadを一旦アンインストールし、再度、「C:\JWW」のような半角空白を含まないフォルダへインストールしなおして下さい。
また、外部変形アプリケーションによっては、awk(gawk、jgawk、mawk等)を必要とするもの、ruby(msRuby、druby、ActiveRuby等)を必要とするもの、Visual BASICランタイムライブラリを導入する必要があるもの、.Net Frameworkを導入する必要があるもの、等があります。それらのバージョンを含め、説明を読んで、組み込む必要がありますので御注意下さい。
 
 
次ページ以降は、この外部変形の作成について考えていきたいと思います。私自身はこれまで全く作った事はありませんので、果たしてどこまで出来るのかよく分かりません。「正しい作り方」から離れるかもしれませんがその辺りはお気軽に見て頂けたら幸いです。
 
 
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