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DelphiXE4 [FireMonkey] フレーム(Frames) 2015/03/26
 
それでは各コンポーネントを見ていきます。まずは標準[Standard]内のものから見ていきます。DelphiXE3 の FireMonkey(FMX)では下記のようになっていました(※多いので2段に分けています)。

 
DelphiXE4では下記のようになります。

 
一番最初のフレーム(Frames)と、最後から2つ目のリストビュー(TListView)の2つが追加されていることが分かります。
 
 
それではまず、フレーム(Frames)から見ていきます。
DelphiXE3 の VCLのフレームについてはこちら

 
メニュー「ファイル」→「新規作成」→「FireMonkey デスクトップ アプリケーション」を実行し、画面上に「Form1」(Unit1.pas)が既に表示されている状態とします。それでは、フレームを作ります。メニュー「ファイル」→「新規作成」→「その他」を選択します。

 
「Delphiプロジェクト」〜「Delphiファイル」の「FireMonkey フレーム」を選択して[OK]をクリックします。

 
フレーム作成用の画面が表示されます。デフォルトのファイル名は Unit1.pasが既に使われていますので、Unit2.pasになります。

 
XE4 (FMX)XE4 (VCL)
 
必要なコンポーネントを貼り付け、画面の大きさを調整します。ラベル(Label)・ラジオボタン(RadioButton)・チェックボックス(CheckBox)を付けてみました。

なお、VCLとは異なり、ラベルにもフレームにも色指定(Colorプロパティ)はありませんので、色付けされていません。
 
[Standard]内の「Frames」を選択すると[挿入するフレームの選択]画面が表示され、先程作成した Frame2が表示されますので、これを選択します。

 
フレームが貼り付きます。<構造>画面を見ると、Form1内に「Frame21」という名前のものが付いている事が分かります。

 
あと3回貼り付けて4つにします。それぞれ、Frame22、Frame23、Frame24、になります。

 
フレーム内の各コンポーネントのアクセスは、フォーム Form1 の側から直接行うのではなく、フレーム内に記述して、オブジェクト化しておくと、後々、扱いやすいと思います。
例えば、Form1 の OnShowイベントにて
procedure TForm1.FormShow(Sender: TObject);
begin
 Frame21.Label1.Text := 'あいうえお';
 Frame21.CheckBox1.IsChecked := False;
 Frame21.RadioButton1.IsChecked := False;
 
 Frame22.Label1.Text := 'かきくけこ';
 Frame22.CheckBox1.IsChecked := False;
 Frame22.RadioButton1.IsChecked := False;
 
 Frame23.Label1.Text := 'ABC';
 Frame23.CheckBox1.IsChecked := True;
 Frame23.RadioButton1.IsChecked := False;
 
 Frame24.Label1.Text := 'DEF';
 Frame24.CheckBox1.IsChecked := True;
 Frame24.RadioButton1.IsChecked := False;
end;
のようにそのままベタ書きする事は出来ますが、Unit1,Unit2それぞれで
procedure TForm1.FormShow(Sender: TObject);
begin
 Frame21.SetContents('あいうえお',False,False);
 Frame22.SetContents('かきくけこ',False,False);
 Frame23.SetContents('ABC',True,False);
 Frame24.SetContents('DEF',True,False);
end;
procedure TFrame2.SetContents(la:string;f1,f2:Boolean);
begin
 Label1.Text := la;
 CheckBox1.IsChecked := f1;
 RadioButton1.IsChecked := f2;
end;
等のようにした方が見易いですし、色々とやり易くなると思います。利用する値のセット、値の読み込みを行う手続き・関数を記述しておけば良いです。

 
それでは、スタイルブックを指定してみます。
なし
Air
Amakrits
AquaGraphite
Blend
Dark
GoldenGraphite
Light
RubyGraphite
Transparent
 
最後に、MacOSX アプリケーションとしてコンパイル・実行をしてみます。

 
別段何の問題もなく、エラーも警告もヒントもなくコンパイル終了し、実行出来ています。
 
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