AFsoft WebSite(エーエフソフト・ウェブサイト)
 

オペレーティング・システムについて

プログラミングについて
ホームページについて
キャドについて
電子カタログについて
書籍・雑誌
イベント
リンク集
Delphi2010 触ってみたよ! 2010/08/09
 
私は Borland Delphi4J、Delphi6J、Delphi7J、をこれまで使ってきましたが、Delphi8、Delphi 2005にはアップしたものの、.NET に対して何やら抵抗があったらしく全然使っていませんでした。現実的に、Delphi 6/7で仕事に趣味に、十分使えていたし慣れてもいたから、というのもありました。
ですが今回、アップグレードの最終との事、通常のWin32アプリケーション開発用(x64対応も待ち遠しいのではあるのですが)、Unicode対応用(これはその直前バージョンで可能になっていました)、Windows7ならではのマルチタッチ対応、との事で、Delphi 2010 Professional のアップグレード版を購入しました。購入したけれどもまだ全然使ってませんでしたが、ようやく重い腰をあげ、データベース話の連載も終了という事でこれからしばらく Delphi 2010を使ってみたいと思っています。ここではそのドタバタ記を綴っていこうと思っています。

Delphi2010には DVDディスクが1枚入っていて、それをPCに挿入したらインストールが開始されますので基本的には<次へ><次へ>という感じです。Windows 7 Home を入れたPCにインストールしました。インターネットに接続して登録も済ませてあります。Windows7も普段は全く使っていませんのでどこにどんな設定があるのやら?って感じですけれども。

それでは、Delphi2010を起動してみます。

一番気になるのはツールパレットが右下にあるって所でしょうか。Delphi7まではメニューの下にありましたので若干違和感があります。プロジェクトマネージャも右側というよりはこれまでコード画面の左側に配置していましたので、こちらも少し・・・
 
まずは最初のお約束、メニュー「ツール」→「オプション」で各種設定です。

おっと、こちらもこれまではタブ切替パターンだったのが、ツリービュー+各ページ、という感じになっていますね。設定そのものは細かい点が色々と増えているような気はしますが、色とタブの設定、あとツールパレットのアイコンを「中」にした程度でデフォルト状態のままにしてます。
 
次に、普段作業するフォルダを決めます。普通のデフォルトはマイドキュメント内になっているようなのでその中の方がいいのかもしれませんが、私はいつもと同じく、Windowsのエクスプローラで「C:¥AFsoft¥Delphi2010¥test」というフォルダを作っておく事にします。更にこの下にフォルダを作ってテストプログラムを作ります。

 
メニュー「プロジェクト」→「デフォルトオプション」→「Delphi」を行い、標準のディレクトリ設定だけ行っておきます。よく分かりませんが取りあえず。



 
それではまずテストプログラムを作ってみます。画面に文字を1つ表示するだけでコードも書きませんけれども。ええっと、メニュー「ファイル」→「新規作成」→「VCLフォームアプリケーション - Delphi」でしょうか? いちいち「Delphi」とあるのはおそらく統合環境で他の開発ツールも利用する場合のため、なのでしょうね…

 
最初の画面はこんな感じ。恒例パターンですね。

 
右下にあるツールパレットの「Standard」の中にある「TLabel」を選択します。

 
フォームに Labelコンポーネントを配置して、オブジェクトインスペクタで Caption プロパティを「これはテストです!」として、Fontプロパティのサイズを大きくしてみました。デフォルトのフォントが何故「Tahoma」なのかは不明です。フォームの大きさを調整。

 
エクスプローラで、「C:¥AFsoft¥Delphi2010¥test」フォルダの中に「001」というフォルダを作ってその中に入れる事にします。

 
メニュー「プロジェクト」→「オプション」を行い、ディレクトリ設定を「C:¥AFsoft¥Delphi2010¥test¥001」に変更します。

 
メニュー「ファイル」→「名前を付けて保存」をして Unit1.pasの保存、メニュー「ファイル」→「プロジェクトに名前を付けて保存」をしてプロジェクトの保存をします。

 
それではコンパイル(ビルド)をします。
メニュー「プロジェクト」→「Project1 を再構築」を実行。Unit1だけなのでコンパイルでもいいです。

 
画面下部にコンパイル(ビルド)の状況がドカドカ〜っと表示されたあと、終了画面が出ますので[OK]します。コードは何も書いてませんからエラーも出ないのが普通ですね。(もしエラーが出るとパニクる事でしょう〜)

 
それでは実行してみます。
メニュー「実行」→「実行」です。

 
こんなん出ました。右上の[×]をクリックして閉じます。

 
Windowsのエクスプローラで確認します。
「C:¥AFsoft¥Delphi2010¥test¥001」内を見ると・・・

あ、「Project1.exe」が出来てますね。これが出来上がった実行プログラム(アプリケーション)。なんと、803KB!(デカイ!!)色々なパッケージが入っているのでしょうけれども Delphi4/6/7と比べると倍くらいになりますね。これまで見掛けなかったファイルやフォルダもありますが、まぁその辺りは気にせず・・・
 

 
という感じでしょうか?
流れ的にはこれまでとさほど変わりはなさそうです。画面回りなどは随分変わった感じはしますけれども(って、比較対象が Delphi6/7と古いのが問題なのかも……)。
 
気になるのはプログラムのサイズでしょうか。まぁ、それが気にならない程度の恩恵が得られるのであればいいのですけれども。
 
あとの問題はインストーラ(セットアッププログラム)を作成する場合なのですが(InstallAware7)これまでも Delphiのバージョンによって画面回りや設定の仕方が全く違ったりして結構難儀したりするんですけれども、まぁ、当面は作る事も無いでしょうから気にしない、気にしない、、、
 
 
バッチファイル
BASIC
C言語のお勉強
拡張子な話
DOSプログラム
Delphi
>Delphi入門編
>Delphi2010
▲top
 2010/08/09
▼2010/08/10
 
シェアウェア
Script!World
データベース
 
お問い合わせ 
本サイトはリンクフリーです
リンクバナー
(C)Copyright 1999-2015. By AFsoft All Rights Reserved.