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DelphiXE3 [FMX] カラーピッカー(ColorPicker)2013/11/15
 
前回は [Colors]内の3色グラデーション色選択(ColorQuad)について見ました。今回はその次のカラーピッカー(ColorPicker)について見ていきます。
 
[Colors]内
FMX
 
ヘルプより。
色の全スペクトルを表示する色選択コンポーネントを表します。
 
TColorPicker コンポーネントは、色のスペクトルが表示され、ドットスタイル セレクタを動かすことで任意の色を選択できるようになっている色選択コンポーネントです。TColorPicker は、TColorQuad コンポーネントに取り付けることができます。
 


 
ColorQuad
このカラー ピッカにアタッチされる TColorQuad コンポーネントを示します。
この TColorPicker にアタッチされる TColorQuad コンポーネントを示します。 これにより、このカラー ピッカで Color が変更されるたびに、カラー クワッド コンポーネントはカラーピッカで選択された色に自動的に更新され、さらなる彩度や輝度が微調整できるようになります。
Hue
このカラー ピッカから、色相で色が示されます。
Hue は 0 から 1 の範囲で変化し、カラー ピッカ上に描画されるカラー スペクトル全体に広がります。プログラムで Hue を特定の値に設定したり、実行時にこのカラー ピッカの色相セレクタを移動させることにより、Color プロパティ内の色を取得することができます。
 
 
それでは少し試してみます。
フォーム上に先の3色グラデーション色選択 ColorQuad1 を配置し、ColorQuadプロパティにその「ColorQuad1」を指定します。

 
更に、カラーボックス ColorBox1 、3色グラデーション色選択 ColorQuad1 をクリックした際の色情報表示用として、パネル及びラベルを配置します。

 
3色グラデーション色選択 ColorQuad1上をクリック=色変更した際のイベントハンドラを下記のように記述します。
procedure TForm1.ColorQuad1Change(Sender: TObject);
begin
 Label1.Text := 'α値:'+FloatToStrF(ColorQuad1.Alpha ,ffFixed,6,6);
 Label2.Text := '色相:'+FloatToStrF(ColorQuad1.Hue ,ffFixed,6,6);
 Label3.Text := '輝度:'+FloatToStrF(ColorQuad1.Lum ,ffFixed,6,6);
 Label4.Text := '彩度:'+FloatToStrF(ColorQuad1.Sat ,ffFixed,6,6);
 Label5.Text := '色:' + IntToHex(ColorBox1.Color,8);
end;
保存・コンパイル・実行します。

カラーピッカー上をクリックします


ColorQuad1上をクリックします


 
アルファ値を指定したい場合は、アルファ値トラックバーを配置し、ColorQuad1 の Alphaプロパティへ指定するようにすれば良いと思われます。
 
というわけで、色スペクトルトラックバー HueTrackBar と機能内容は似ていますが、トラックバーでの指定ではなく、マウスで”この辺の色”とクリックして指定する、というような違いでしょうか。 どちらを使うのかは、プログラマの好み次第?
 
 
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