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DelphiXE3 Metropolis UI 2013/10/31
 
前回は FastReportコンポーネント [FastReport 4.0]・[FastScript]・[FastReport 4 exports]・[FR4 tools]内をざっと見てきました。次は、[Metropolis UI]内です。
 
 
[Metropolis UI]内
VCL
FMX
 

AppID
一意の AppID。コンポーネントの初期化時に作成される GUID です。WinRT プロジェクトのマニフェストに追加される AppID と同期している必要があります。実行時にサービスと通信するために使われます(URL の一部になります)。実行時に AppID を変更してはなりません。設計時には、この値は読み取り専用で[オブジェクト インスペクタ]に表示されます。再設定するには、手動で DFM ファイルをクリアしてから、忘れずにタイルの更新、再ビルド、および再配置を行ってください。
MetropolisAppName
Metropolis UI プロジェクトに追加されるアプリケーション名。マニフェスト ファイルに追加されるもので、実行時には使用されません。
PublisherName
Metropolis タイルの発行元の名前。マニフェスト ファイルに追加されるもので、実行時には使用されません。
CertificateName
発行元証明書名(CN)。マニフェスト ファイルに追加され、パッケージ化および署名の処理に使われるもので、実行時には使用されません。これは、アプリケーションの署名に使われた証明書と一致する必要があり、"タイルの配置" スクリプトにパラメータとして渡されます。
BackgroundColor
タイルの背景色。マニフェスト ファイルに追加されるもので(Web/Hex 値に変換された後)、実行時には使用されません。デフォルトは青紫です。
IncludeWideTile
正方形タイルだけを使用するか、正方形タイルとワイド タイルの両方を使用するかを指定します。マニフェストに追加されるものですが、実行時にもタイルの XML を計算するために使用されます。デフォルトではアクティブです。実行時に変更してはなりません。タイル構成は Metropolis UI アプリケーションで決められるので、大きいタイル要素を追加しても無視されるか、大きいタイル要素がないためにワイド タイルが "ライブでない" 状態になるためです。
 
(ヘルプより)
TLiveTile コンポーネントは、Windows 8 タイルの要素を定義したものです。タイルの形式や内容を実行時に変更することができます。
 
このコンポーネントは、Metropolis UI サービス(先に動作している必要があります)の HTTP クライアントであり、適切なレジストリ エントリも必要です。マニフェスト ファイルを変更したり Metropolis UI アプリケーションとして "パッケージ化" するための設計時にのみ使用される一連のプロパティや、正方形(小さい)タイル用とワイド タイル用の 2 つのタイル記述子の構成情報が含まれています。
動的構成(ポート、URL、フォルダ)
実行時に起動されると、コンポーネントは、ReadRegistryKeys を呼び出してレジストリからサービス ポートを読み取ります(これは private の FServicePort フィールドに保持されます)。また、FamilyName も読み取ります。これはタイル自体によって設定されるもので、ローカル画像を配置できるパスの一部となります。これらの情報には以下のプロパティを使ってアクセスできます。
ImagesFolder画像フォルダ。(インストール スクリプトによって書きこまれた)レジストリから読み取った "ファミリ名" を持ち、現在のユーザー フォルダ パスが含まれます。
ServiceTileURL指定されたタイルのサービス REST 呼び出しの URL(AppID が含まれます)。現在の情報をサービスに問い合わせるために使用できますが、通常は直接使用することはありません。
 
アプリケーションは、起動時および終了時に、自身の状態に関する情報をレジストリに登録します(最初の登録は遅延処理されます。アプリケーションが完全に起動するまでは、メイン フォームのハンドルを使用できないためです)。スタートアップ コードでは、Delphi アプリケーションに対して通信を返すためにサービスが使用するレジストリ キーを監視するバックグラウンド スレッドも起動されます。
 
オブジェクトインスペクタの「プロジェクトの関連ファイルの準備」を行うと、作成アプリケーションのフォルダに幾つかのフォルダ・ファイルが追加されます。



 
NarrowTile(狭いタイル)のTileTemplateの右端のボタンをクリックすると、以下の画面が表示されて、選択することが出来ます。

 
WideTile(広いタイル)も同様です。

 
はい、Metropolis UI アプリケーションを作成したことがないので、使い方がさっぱり分かりません。
 
なお、ヘルプには
FireMonkey に関する注意事項
Metropolis UI スタイルが Mac OS X でサポートされていない
FireMonkey Metropolis UI スタイルは Windows 8 向けに設計されたもので、OS X とは互換性がありません。MetropolisUIDark などの Metropolis UI スタイルを FireMonkey OS X アプリケーションに適用することはできますが、その結果、実行時にクラッシュするおそれがあります。
とありますので、
FireMonkey(FMX)はクロスプラットフォーム開発を意識する以上、このコンポーネントも使えませんから、使い方は分かりませんけれども、このままスルーします。
 
この次の[Cloud]・[IntraWeb]関連内も恒例のようにパスします。
 
 
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