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DelphiXE3　[FMX]コンボエディット（ComboEdit）2013/10/17

　
前頁で[Additional]内の「SpinBox」（スピンボックス）について書きましたので次は、同じく[Additional]内の「ComboEdit」（コンボエディット）について見ていきます。既に似たようなコンポーネントとして、[Standard]内の「ComboBox」（コンボボックス）がありますが、コンボボックスはどちらかといえばボタンで、こちらは、選択一覧付きの入力編集ボックスのようですから、従来の「ComboBox」は、２種類に分離されたような感じです。
　　【Delphi2010の記事はこちら】
　　【DelphiXE3[VCLアプリケーション]の記事はこちら】
　
　

（ヘルプより）
DropDownCount

ドロップダウンウィンドウに一度に表示される項目の最大数。

ItemIndex

ドロップダウン ListBox 内で現在選択されている項目のインデックス。

Items

項目のリストを固有している永続化オブジェクト。
設計時に、TComboEditに項目を追加するには、Itemsプロパティを使用します。項目は、文字列リストエディタで入力することができます。

Text

この編集コントロールで表示されるテキストが保有されています。
Textプロパティを使用すると、この編集コントロールのテキストを読み込んだり、表示する新しい文字列を指定することができます。

　
（ヘルプより）

定義済みの選択肢のリストが付いた編集ボックスです。
　
TComboEdit では、定義済みの選択肢が Items プロパティに格納されています。これは設計時に編集することができます。
　
TComboEdit には TComboEditListBox がカプセル化されていて、右側の矢印アイコンをクリックするとドロップダウンボックスに表示されます。ListBox オブジェクトは完全に公開されていますが、項目のリストにアクセスするには Items を使用することをお勧めします。

　
Itemsプロパティの右横[…]をクリックすると、「文字リストの設定」画面が表示されます。ここで、選択一覧出来る文字を入力します。

↓
例として下記のように入力してみます

　
保存・コンパイル・実行します。

↓

　
このように実際に触ってみると、従来通り、という感じがしますね。入力を行わない、一覧選択のみ行いたい場合は、先に記述したコンボボックス(ComboBox)を利用すればいい、という事でしょう。
　
　
それでは各スタイルでの画面状態を確認しておきます。

なし
Air.Style
Amakrits.Style
AquaGraphite.style
Blend.Style
Dark.Style
GoldenGraphite.Style
Light.Style
MetropolisUIBlack.Style
MetropolisUIBlue.Style
MetropolisUIDark.Style
MetropolisUIGreen.Style
RubyGraphite.style
Transparent.Style

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