DelphiXE3 [FMX]カレンダー（Calendar）
2013/10/14
前頁で[Additional]内の「MediaPlayerControl」（メディアプレイヤーコントロール）について書きましたので次は、同じく[Additional]内の「Calendar」（カレンダー）について見ていきます。
Delphi2010・VCLアプリケーションでのカレンダーは、
・[Win32]内の「MonthCalendar」（日付カレンダー）
【Delphi2010の記事はこちら】
【DelphiXE3[VCLアプリケーション]の記事はこちら】
・[Samples]内の「Calendar」（カレンダー）
【Delphi2010の記事はこちら】
【DelphiXE3[VCLアプリケーション]の記事はこちら】
の２つがあります。
（ヘルプより）
Date
現在の TCalendar の日付を TDate で表します。
FirstDayOfWeek
TCalendarコントロール内に表示される、週の最初の曜日を表します。
FirstDayOfWeek の値を、TCalendar コントロール内の最初の列の曜日になるよう変更します。
メモ：TCalendar のコントロールの最初の列は選択できますが、列の順番を変更することはできません。
dowLocaleDefault
現在のロケールの
デフォルトの日。
dowMonday ..... 月曜日
dowTuesday .... 火曜日
dowWednesday .. 水曜日
dowThursday ... 木曜日
dowFriday ..... 金曜日
dowSaturday ... 土曜日
dowSunday ..... 日曜日
TodayDefault
このプロパティを True に設定すると、カレンダーを現在のシステム日付にリセットします。
WeekNumbers
週に対応する番号を、TCalendar コントロールの左端に表示するかどうかを示します。
（ヘルプより）
TCalendar は、月間カレンダーを表示するための基底コントロールです。
TCalendar を使用すると、1 か月分のカレンダーを表示でき、ユーザーはそこで日を選択したり月および年を参照することができます。TCalendar には日付が TDateTime オブジェクトとして格納されていて、その日付には DateTime プロパティを使ってアクセスできます。DateTime を変更するとコントロールが更新されます。
メモ： TCalendar コントロールは、1899年12月30日から 9999年12月31日までの間の日付をサポートしています。
との事で、取り敢えず、配置してみて、保存・コンパイル・実行してみます。
↓
左上の三角のボタンは、前月、次月、を見る際にクリックします。その間の丸のボタンは、現在月を見る際にクリックします。
右上の「10月」をクリックすると、月のポップアップ選択が出来ます。
同様に、右上の「2013」をクリックすると、年のポップアップ選択が出来ます。
カレンダーの大きさは、182×164ピクセルで固定のようです（おそらくスタイルの文字サイズによって変わってくると思われますが…）。
FirstDayOfWeek
プロパティを「dowMonday(月曜日)」にすると下図のようになります。
WeekNumbers
プロパティを「True」にすると下図のようになります。左側に、1月から順に続く週番号（第40週、第41週、…）が付加されます。
このカレンダーコンポーネントは、フォーカスを持てます。
まぁさほど機能のない普通のカレンダー、という感じです。
それでは各スタイルでの画面状態を確認しておきます。
なし
Air.Style
Amakrits.Style
AquaGraphite.style
Blend.Style
Dark.Style
GoldenGraphite.Style
Light.Style
MetropolisUIBlack.Style
MetropolisUIBlue.Style
MetropolisUIDark.Style
MetropolisUIGreen.Style
RubyGraphite.style
Transparent.Style
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