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Delphi2010 XPマニフェスト(XPManifest) 2010/10/25
 
前回は[Win32]内の「ComboBoxEx」(拡張コンボボックス)について見ましたので、今回は同じく[Win32]内の「XPManifest」(XPマニフェスト)について見てみます。XPマニフェストは Delphi6 にはありません。

 
XPマニフェストを配置してみます。1つ目ですので Nameプロパティは「XPManifest1」となります。

 
XPマニフェストは、WindowsXpから採用された機能「デスクトップテーマ」に沿った画面イメージで表示しましょう、というものです。Delphi2010での、メニュー「プロジェクト」→「オプション」での「アプリケーション」内の「□ランタイムテーマを有効にする」にチェックを入れる事でも同様になるとの事です。

 
ただ、上記の「□ランタイムテーマを有効にする」のチェックを外した状態で、XPマニフェストを付けない状態でプログラム開発を行ったとしても、フォームデザイナでは下記のように従来の画面イメージで見えますが、

これをコンパイル(再構築)して実行すると

というように見えます。
この作成したアプリケーションプログラム(この場合は「TEST018.EXE」)は、WindowsXpの入ったパソコンで動作させても同様に表示されます。ですので、「□ランタイムテーマを有効にする」にチェックを入れても入れなくても動作結果は同じです(※コンパイル等のオプション設定はデフォルト状態:どこかの設定を行えば従来のオールドスタイルになるのかもしれませんが現在は分かってません)。また、更にこれに対して XPマニフェストを配置しても、状況は変わらず、です。
 
ただ、「□ランタイムテーマを有効にする」のチェックがオフの状態だと実行時の画面と異なってしまうので余りよろしくないでしょうから、このチェックはオンにして開発をされる方が良いでしょう。
 
という訳で、このXPマニフェストは、配置しても、配置しなくても、一緒です。
(もしかすると、下位バージョンとの互換性のために残しているのかもしれません)
 
ちなみに、Windows98やWindows2000では、「デスクトップテーマ」の機能も、WindowsXp以降の新バージョンのコントロールもありませんので、「□ランタイムテーマを有効にする」のチェック状態や、XPマニフェストを配置するしないにかかわらず、常に、従来のオールドスタイルな画面で表示されます。
 
 
<オブジェクトインスペクタ>で XPマニフェストのプロパティやイベントを見ても、ほぼ何も無し、です。
 
 
[Win32]内の「ShellResources」(シェルリソース)については、アニメーション(Animate)のページで記載しましたので、これにて、[Win32]内のコンポーネントの説明は終了です。
 
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