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データベースソフトを作成し、それをプログラムとしてCD-ROMやインターネットでダウンロード出来るようにして配布・販売等を行うのは通例ですが、データそのものを、という場合には、日本郵便の郵便番号辞書のように、CSVファイル等でファイルを配布する、という手法もありますが、そうではなく、インターネット上の画面として見せたい、という場合があります。
例えば、メーカーサイトでは、製品情報を検索して閲覧する事が出来たりします。ひたすら HTML で記述する方法もありますが、画面回りは HTML+CSSで統一するようにして、検索を行って、文章や画像だけを差し替える、という手法があります。
従来は、データベースソフトで作成したデータを CSVファイルや専用のデータファイルとして FTPソフトでインターネットサーバーへアップロードし、CGI(Perlが多いです)を利用して、検索及び表示を行うようにするのがよくあるパターンでした。
しかしその手法では様々な並べ替えに対応出来ないため、CGIでもデータベースを利用出来るような仕組みが用意されました。それが「DBI」というインターフェイスであったり、PostgreSQLの「PG」だったりします。
レンタルサーバーでも「MySQL」や「PostgreSQL」に対応、となっているサイトはかなり多く見かけるようになりましたが、その実、CGIでデータベースが利用出来るのか?というと「?」がつきます。一部のやや高価なレンタルサーバーの仕様で「DBI」という文字を見つける事はたまにありましたが、ほとんど見掛けません。
その他、Java+MySQL、と題した書籍は何冊か出版されているのを確認しています。ですので、Javaでプログラミング出来るのであれば、それは1つの手法として有効かもしれません。私自身は、Javaは余り好きではないですけれども、Java自体は色々なプラットフォームで実行出来る優れたシステムであると思います。
しかしながらやはり最近の流れでいけば「PHP」でしょう。
私自身はPHPの経験は全くありませんが、「PHP」では簡単に使えるデータベース「SQLite」が組み込まれており、PHP・SQLiteに対応した安価なレンタルサーバーもかなり多くなっています。ですので、これを使わない手はありません。是非ともPHPにチャレンジして頂ければと思います。
私自身がこれまでに作成した「ローテク」なデータベースソフト&ウェブ上でのCGIによる検索&表示のシステムは、幾つかあります。
1)検索サイト
フィールド構成は、登録番号、名称、キーワード、説明、等として、通常のデータベースソフトを作り、パソコン上でひたすらデータ打ち込みをします。出来上がったデータをEUC変換したテキストファイルとして保存し、FTPソフトでアップロードし、CGIでそれを検索&表示させます。SQLではないので並べ替えは出来ませんが、それなりに便利には使えます。
2)製品紹介サイト
製品データベースソフトを作り、パソコン上でデータ入力をして、同上。製品の写真などを扱えるようにして画面レイアウトもきっちりして見栄えをよくしておけば良いでしょう。
等ですが、フィールド構成の違いこそあれ、やっている事はほとんど同じです。ウェブ上で SQLを使う場合は、出来上がったデータを一括してアップロード、というよりも、差分データをアップロードしてテーブル編集を行うという風になるのかもしれません。勿論、一括的なアップロードをして、現在のテーブルを削除し新規状態から1つずつ登録していく、というような事も出来るでしょうけれども、時間が掛かりそうな感じがあります=サーバーへの負荷が上がるような気がします。レンタルサーバー(特に共用サーバー)では、あまり負荷を掛けてはならない、というルールがあるのが普通なので、その辺りの注意は必要なように思います。
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