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まずはテストプログラムとして、複数人数で共用するメモ・システムを考えてみます。サーバーPCで設定したメモ用データベースを作成し、それに対して各クライアントPCからアクセスし、作成・編集等を行います。データベース構成は下記とします。
データベース名:MMEMO(ファイル名は「MMEMO.FDB」)
テーブル:
MEMBER ・・・ 参加メンバー用データ
OGROUP ・・・ オープングループ用データ
CGROUP ・・・ クローズグループ用データ
MYMEMO〜 ・・・ 各メンバーの個人用めもデータ
OGMEMO〜 ・・・ オープングループ用めもデータ
CGMEMO〜 ・・・ クローズグループ用めもデータ
ALMEMO ・・・ 全メンバー共用めもデータ |
オープングループは、参加メンバーが参照・編集出来て、不参加メンバーも参照は出来るけれども編集出来ない、というもの。クローズグループは、参加メンバーだけが参照・編集出来て、不参加メンバーは参照も編集も出来ない、というもの。「まいめも」は他メンバも参照する事が出来ます。見せたくない内容は書かないで下さい。
※テーブルデータは、ファイルとしては見えません。全てのテーブルが一体化されてファイル「MMEMO.FDB」としてエクスプローラ等で見る事になります。
データベースの初期設定や各テーブルの調整、削除、バックアップ・リストアを行うための管理用ツールと、各PCで利用するためのクライアント用ツールの2本立てとなります。管理用ツールは管理者のPCにだけ入れて下さい。
クライアント用ツールは各PCに入れて下さい。共有フォルダに入れてそれを動かすというような事はしないで下さい。
各クライアント用ツールでもデータベース設定をしないといけませんが、入力する手間を省くために、管理用ツールで設定を書き出す事が出来るようになっています。書き出したファイルを各PCのクライアント用ツールを入れたフォルダへコピーして下さい。
◆管理用ツール「mmemo1.zip(429KB)」
データベース設定
サーバーPCのIPアドレス、サーバーPC上のフォルダ、
データベースのユーザー名とパスワードを指定して
[データベース作成]をクリックします。
メンバー設定
番号は、0より大きい整数値を必ず指定します。
これが識別子となって重要になりますので注意して下さい。
グループは、最大15人までのメンバーを指定する事が出来ます。「終了」にチェックを入れるとそこで編集作業は終了となり、以降は参照のみ可能となります。
めもは、途中での行挿入を行う等を考慮して並替番号というのがあります。倍精度実数値で、行挿入時の前後の番号の中間値となります。そのため行挿入を何度も行うとどんどん細かい値になってしまい限界が来る可能性があります。その場合は、一旦バックアップして、リストアを行う事によって、数値を綺麗に整える事が出来ます。自動バックアップ機能はありませんので必要であれば定期的に手動でバックアップを行って下さい。
「めも」と書いていますが、通常のメモ帳やテキストエディタではありません。表状態で見えており、ほとんど1行エディタ状態になっています。
◆クライアント用ツール「mmemo2.zip(442KB)」
設定 必ず最初に行って下さい
サーバーPCのIPアドレス、サーバーPC上のフォルダ、
データベースのユーザー名とパスワードを指定して
[データベース接続確認]をクリックします。
サーバーPCで書き出したファイルをコピーしていれば
上記を入力する必要はありません。
その次に
このクライアントPCを利用する使用者名を選択し、
パスワードを入力し[使用者確認]をクリックして下さい。
めも更新時間は、あまり早すぎると画面を何度も書き直しされますので、注意して下さい。その際に表カーソルが移動してしまう場合があります。それを避けたい場合には、かなり大きな値を入れて、[更新]ボタンで手動更新されることをおすすめします。
めも1画面行数は、少ないほど更新時の画面表示の行数が少なくて済むので速くなりますが、少なすぎると分かり難くなるかもしれませんので適度に指定して下さい。
まいめも
↓
画面下の入力欄に文字を入力して(最大半角120文字まで)[Enter]キーを押すと登録されます。1行入力した後に次の行を入力する場合は必ず↓キーを押して下さい。 ↑↓キーで上下に移動します。一番上または一番下まで行くと前の頁/次の頁へ画面切替します。その際、現在の行に、直前の行の内容と同じものが見えますので注意して下さい。
グループめもの場合は特に、他の人の書き込みで自動更新されると画面内容が変化します。なるべく同じ行にカーソルを保持するようにしていますが、それでもずれてしまう場合がありますので特に自動更新するタイミングについては注意して下さい。自動更新されても入力欄の内容は変化せずそのままですが、思わぬ行を編集してしまわないよう注意して下さい。入力欄で何かキー入力をすると自動更新をしないようにしています。但し、フォーカスを外したり、↑↓等で移動すると再度自動更新がオンになります。
行の複数行選択は出来ません。これは自動更新時に思わぬ動作をしてしまうため出来ないようにしています。コピー/ペーストは、テキストのクリップボードを利用しています。アンドゥ/リドゥ(やり直し/元に戻す)はありませんので御注意下さい。
オープングループめも・クローズグループめも、全メンバめももおおむね同じ操作となっています。(参照のみの場合は登録出来ないようになっています)
※長時間の耐久テストは行っておりません。
※不都合が出た場合には利用を停止して下さい。
※上記を利用する場合、利用者の責任の上で行って下さい。上記を利用する事により損害等が生じた場合、当方はいかなる保証も行いません。また、上記についての質問・要望等には応じられませんので、予め御了承下さい。
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