DelphiXE4 [FireMonkey]メインメニュー(MainMenu)
2015/03/27
前回は[Standard]内の「フレーム(Frames)」について記述しましたので、今回は、同じく[Standard]内の「メインメニュー(MainMenu)」です。
【Delphi2010の記事はこちら】
【DelphiXE3[VCLアプリケーション]の記事はこちら】
【DelphiXE3[FMXアプリケーション]の記事はこちら】
XE4(FMX)
FMX.Menus.TMainMenu
XE3(FMX)
FMX.Menus.TMainMenu
フォーム上に作成されるMainMenu1のアイコン/或いは構造ツリーに表示される「MainMenu1」をダブルクリック/或いは MainMenu1を右クリックして表示されるメニュー(以下、コンテキストメニューと呼びます)の「項目エディタ」をクリックすると「項目デザイナ」が表示され、オブジェクトインスペクタと併せて使用することにより、メニューの作成・編集を行う事が出来ます。
[項目の追加]ボタンをクリックすると、メニューの項目を追加する事が出来ます。最初は「MenuItem1」と表示されます。
この「MenuItem1」をクリックして、オブジェクトインスペクタを見てみます。
XE4(FMX)
XE3(FMX)
何か凄くコンパクトになった感じがします。
取りあえず「Text」プロパティの内容を「MenuItem1」から「テスト」に変えてみます。すると「項目デザイナ」の表示内容も変化するのが分かります。
オブジェクトインスペクタにて、メニュー項目 MenuItem1 のイベント欄の「OnClick」でダブルクリックを行い、クリックイベントを下記のように記述します。
procedure TForm1.MenuItem1Click(Sender: TObject); begin ShowMessage('これはテストです。'); end;
保存・コンパイル(ビルド)・実行を行います。
メニュー項目「テスト」をクリック
↓
のようになって、思惑通りに動作していることが確認出来ます。
「項目デザイナ」でもう少しメニュー項目を追加してみます。
保存・コンパイル(ビルド)・実行を行います。
これを MacOSXアプリケーションにしてみます。
1つ目のメニュー項目名は、プログラム名になり、上記で入力した「テスト」は無視されるようです。また、一番上のメニュー項目は、クリックしても OnClickイベントハンドラは実行されないようです。子項目は大丈夫のようです。
というわけで、Windowsアプリケーションとしての動きと、MacOSXアプリケーションとしての動きに違いがありますが、注意しさえすれば大丈夫でしょう。
スタイルブックの指定による差異は無い様子なので、それについての記述はしない事とします。
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