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DelphiXE3 [FMX]メインメニュー(MainMenu) 2013/09/19
 
それでは各コンポーネントを見ていきます。まずは標準[Standard]内のものから見ていきます。VCLアプリケーションでは下記のようになっていました。

FireMonkeyアプリケーションの場合は下記のようになります(※多いので2段に分けています)。

 
VCLアプリケーションの場合、最初はフレームとなっていましたが、DelphiXE3のFireMonkeyアプリケーションには、フレームはありません(※DelphiXE4から追加されているとの事)。一番最初は「MainMenu」(メインメニュー)となります。
   【Delphi2010の記事はこちら】
   【DelphiXE3[VCLアプリケーション]の記事はこちら】
 

メインメニュー自体のプロパティは VCLと比較して非常に少ない感じです。
 
フォーム上に作成されるMainMenu1のアイコンをダブルクリックすると「項目デザイナ」が表示され、オブジェクトインスペクタと併せて使用することにより、メニューの作成・編集を行う事が出来ます。
 

 
[項目の追加]ボタンをクリックすると、メニューの項目を追加する事が出来ます。最初は「MenuItem1」と表示されます。

 
この「MenuItem1」をクリックして、オブジェクトインスペクタの内容を変更します。
 
取りあえず「Text」プロパティの内容を「MenuItem1」から「テストです」に変えてみます。
 
すると「項目デザイナ」の表示内容も変化するのが分かります。
 

 
しかしながら・・・
当方の環境では、「項目デザイナ」や「オブジェクトインスペクタ」の内容が見えなくなったりクリック出来なくなったり、フォームの状態も

のようになって、メインメニューの状態が確認できません。これで普通なのか、当方の環境がおかしいのか、はよく分かりません。いずれにせよ分かりにくいですね。
 
オブジェクトインスペクタにて、メニュー項目 MenuItem1 のイベント欄の「OnClick」でダブルクリックを行い、クリックイベントを下記のように記述します。
procedure TForm1.MenuItem1Click(Sender: TObject);
begin
 ShowMessage('これはテストです。');
end;
 
保存・コンパイル(ビルド)・実行を行います。

メニュー項目「テストです」をクリック


のようになって、思惑通りに動作していることが確認出来ます。
 
「項目デザイナ」でもう少しメニュー項目を追加してみます。

保存・コンパイル(ビルド)・実行を行います。

 
それでは、メニュー項目のプロパティ内容を確認します。


(ヘルプ)
ClipChildren
現在のコントロールにクリップした子があるかどうかを示します。
ClipChildren は、コントロールにクリップした子があるなら True、そうでなければ False となります。
ClipParent
現在のコントロールが親をクリップしているかどうかを示します。
ClipParent は、コントロールが描画された際に親をクリップしている場合には True を、そうでなければ False を返します。
DesignVisible
コントロールのデザインが可視かどうかを示します。
DesignVisible は、コントロールのデザインが可視の場合には True、そうでなければ False を返します。
EnableDragHighlight
コントロール上にオブジェクトがドラッグされた際に、コントロールを強調表示するかどうかを示します。
HitTest
マウスクリックイベントを、このコントロールがとらえることができたかどうかを示します。
HitTestを True に設定した場合、このコントロールは、マウスのすべての OnClick および OnDblClick イベントをとらえます。
HitTestを False に設定した場合、これら2つのマウスクリックイベントは、このコントロールを素通りするため、このコントロールの背後に配置されているコントロールが、代わりにこのマウスイベントを受信します。
Locked
コントロールが設計時にロックされているかどうかを示します。
ロックされたコントロールは、設計時に変更することはできません。
Opacity
コントロールの不透明度を示します。
Opacityを設定すると、現在のコントロールの不透明度をカスタマイズすることができます。Opacity は、0〜1までの値となります。Opacityが 1 の場合、コントロールは完全に不透明となり、0 の場合、コントロールは完全に透明になります。1 より上の値は 1 として処理され、0 より下の値は 0 として処理されます。Opacity は、コントロールの子に適用されます。
TextAlign
テキストを、水平方向の整列で、どのように表示するかを示します。
TextAlign プロパティは、 TTextControl オブジェクトを、水平方向の整列で、どのように表示するかを示します。 TextAlign は、次の値のいずれかを取ります:
・taCenter (デフォルト)
 テキストを水平軸上で、TTextControl オブジェクトの真ん中に整列します。
・taLeading
 テキストを水平軸上で、TTextControl オブジェクト中の一番左の位置に整列します。
・taTrailing
 テキストを水平軸上で、TTextControl オブジェクト中の一番右の位置に整列します。
 
ここではあまり関係ないと思いますが
 ・Margins
 ・Padding
 ・Position
 ・RotationAngle
 ・RotationCenter
 ・Scale
及び、スタイル等のような外観設定の関連のプロパティもあるようです。
 
 
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