DelphiXE3 [3D-FMX] ライト(Light)
2014/03/15
前回は [3D Scene]内の「カメラ」(Camera)について見ましたので、今回は同じく[3D Scene]内の「ライト」(Light)について見てみます。
[3D Scene]内
FMX
ヘルプより
TLight は、光源となるオブジェクトを記述するクラスです。
TLight を使用すると、光線と他の 3D オブジェクトへの光線の伝播とを模倣することができます。
Color を使用すると、光線の色を設定することができます。LightType を使用すると、光線がどのように広がっていくかを設定することができます。SpotExponent は、光源の配光を示します。
LightType
照明モード
ltDirectional
平行光源
ltPoint
点光源
ltSpot
スポットライト
Opacity
この3Dコントロールの不透明度を示します。
Opacityを設定すると、この3Dコントロールの不透明度をカスタマイズすることができます。Opacity の値は、0 から 1 の範囲内になります。Opacity が 1 の場合、コントロールは完全に不透明となり、0 の場合、コントロールは完全に透明になります。
SpotCutOff
この TLight のスポット遮断角(角度)を表します。
SpotCutOff のデフォルト値は、ltPoint 光源タイプに対して 180、ltSpot 光源タイプに対して 60 です。
SpotExponent
光源の配光を示します。SpotExponent プロパティの値が高くなりにつれ、より光の元が絞られます。
SpotExponent のデフォルト値は、ltPoint 光源タイプに対して 0、ltSpot 光源タイプに対して 4 です。
というわけで、ライト=光源です。
例として、ライト Light1 を回転させて位置をずらせた後、フォーム画面上に [3D Shapes]内の 立方体 Cube1 を配置します。小さくて分かりにくいですから、Scaleプロパティ各3にして、斜めに傾けてみます。
↓
この状態では、ライトの効果は分かりませんので、[Materials]内のライトマテリアルソース LightMaterialSource を配置し、立方体 Cube1 のMaterialSource プロパティを LightMaterialSource1 に指定します。
試しに、ライトの角度を変えてみます。
↓
ライト Light1 の Color プロパティを黄色(Yellow) にしてみます。
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