DelphiXE3 [3D-FMX] カメラ(Camera)
2014/03/14
今回は [3D Scene]内の「カメラ」(Camera)について見ていきます。
[3D Scene]内
FMX
ヘルプより
カメラ オブジェクトのクラスを表します。
TCamera を使用すると、シーンの透視図と、ビューポートへのシーン内のオブジェクトの投影を定義することができます。
Target を使って、見る対象のオブジェクトを設定します。
Projection
コントロールがどのように投影されるかを示します。
pjCamera
コントロールは、
左上位置から
投影されます。
pjScreen
コントロールは、
前位置から
投影されます。
ShowContextMenu
コントロールの表面上で右マウスボタンが押された際に、そのコンテキスト メニューを表示するかどうかを決定します。
Target
このコントロールのターゲットを示します。
Targetは、このTCamera によって見られる TControl3D を示します。
自分自身(この場合 Camera1)も選べるようになっていますが、選ぶと不具合の原因となります
TwoSide
True の場合、メッシュのすべての三角形はレンダリングされ、False の場合には、メッシュの前面の三角形だけがレンダリングされます。
ZWrite
Trueの場合、z バッファへの書き込みは許可されます。
例として、カメラ Camera1 を回転させて位置をずらせた後、フォーム画面上に [3D Shapes]内の 立方体 Cube1 を配置します。
フォーム Form1 の Camera プロパティは、Camera1 を配置したあとの初期値は Camera1 になっています。フォーム Form1 の UsingDesignCamera プロパティはデフォルトで True となっています。その状態で、保存・コンパイル・実行すると下図のようになります。
画面デザイン時の表示状態となります
フォーム Form1 の UsingDesignCamera プロパティを False にして、保存・コンパイル・実行をしてみます。
カメラ Camera1 を視点とする表示状態となります
カメラの位置(Position)・角度(RotationAngle)により、見え方が異なります。カメラの位置・角度を随時変更することによってアニメーション効果を出す事が出来ます。例えば、FloatAnimation を配置し、その PropertyName プロパティに Camera.RotationAngle.X を指示すると、カメラの角度のX軸回転角度をアニメーションさせる事が出来ます。
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