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DelphiXE3 [FMX] TeeChart の チャート3D(Chart3D)2014/01/11
 
前回は [TeeChart Lite]内の「チャート」(Chart)について見てみました。次は同じく、[TeeChart Lite]内の「チャート3D」(Chart3D)について見ていきます。
これは、TeeChartの3Dグラフ表示、ではなくて、FireMonkey(FMX)の3Dアプリケーション上での TeeChartでのグラフ描画という事になります。本質的には FireMonkey 3Dアプリケーションですので次回以降での章になりますが、ついでなので、そのままここで書いておきます。
 
 
FireMonkeyとTeeChartについては、ヘルプで下記の記述があります。
TeeChart は、RAD Studio において VCL と FireMonkey の両方でサポートされているグラフ作成コンポーネントです。
 
TeeChart の概要TeeChart は、Starter エディションを除く RAD Studio のすべてのバージョンに含まれています。詳細は RAD Studio XE2 の機能一覧 または http://www.embarcadero.com/products/rad-studio/rad-studio-feature-matrix.pdf にある SKU 図(Feature Matrix)を参照してください。
 
FireMonkey 用の TeeChart Lite バージョンには次のような特徴があります。
・2D または 3D 形式で表示できる、折れ線、棒、面、円、散布図、横棒という 6 種類のデータ視覚化のためのグラフが含まれています。
・Windows x32/x64 プラットフォーム用および Mac OS X 用のアプリケーションの作成に使用できます。
 
Apple iOS をサポートするには、Steema Software の TeeChart Pro バージョンに含まれている TeeChart のソース コードが必要です。詳細は、Steema 社の Web サイトにある TeeChart の機能一覧を参照してください。
 
「TeeChart Lite」とありますので、TeeChart の簡易版と思われます。
TeeChartについては既に
 【Delphi2010 TeeChartコンポーネント】
 【DelphiXE3 TeeChartコンポーネント】
にて少しだけ記述していますが、ここでも軽く記載するだけにしておきます。
 
 
[TeeChart Lite]内
FMX
 

 

 
 
FireMonkey HD アプリケーションでは、ビューポートを配置して、その子として、チャート3D(Chart3D)を配置します。チャート(Chart)と同様、ダブルクリック、又は、右クリックメニューの「Edit Chart」を行う事により、チャートの各プロパティを指定する事が出来ます(※右クリックメニューは反応が悪いです→Aboutになったり)。



 
お約束、まずは [Series]画面で [Add]ボタンを押すと、グラフの種類を選択することが出来ます。

 

 
3Dモデルになりますので、見る角度が悪かったし(裏側を見ている等)、ライトをつけないと真っ暗になってグラフが見えなかったり、等ということがありますので注意して下さい。

 
チャート3Dオブジェクトがうまく回転・拡大縮小出来ない、という場合は、オブジェクト・インスペクタにて、数値入力をすると良いと思います。
 
チャート中身については、前回のチャート(Chart)と同じですので、ここでは何も記載しません。
 
 
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