DelphiXE3 3D FireMokey アプリケーション
2014/01/12
前回で、FireMonkey(FMX)のHD(2D)アプリケーションでのコンポーネントを一応ざっとでしたが見終わりました。今回から「3D FireMonkey アプリケーション」について見ていこうと思います
メニュー「ファイル」→「新規作成」→「FireMonkey デスクトップアプリケーション - Delphi」を実行し、「3D FireMonkey アプリケーション」を選択します。
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というわけで、ぱっと見た感じでは、HD(2D)アプリケーションと変わらない感じです。しかし、試しに[Standard]内のコンポーネントを貼り付けてみると、フォーム上には何の反応もしないようです。
[3D Shapes]内の3D文字(Text3D)を配置してみます。
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配置した Text3D1 の Textプロパティを「Hello,World」にしてみます。
文字が大きすぎて見えないので、取り敢えず、配置した Text3D1 の Font.Sizeプロパティを「1」にしてみます。
Text3D1 の右上端にある立方体の正面をマウスでドラッグすると、Text3D1 の 正面の表示領域サイズ(XY面:Width,Height)を変更する事が出来ます。
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オブジェクトの大きさは、オブジェクトインスペクタで数値指定することも出来ます。X方向サイズ=Width、Y方向サイズ=Height、Z方向サイズ=Depth、の各プロパティとなります。Z方向は、画面の奥行きを示します。
Text3D1 の右側に付いている線の先の直方体をマウスでドラッグすると、その直方体の長い方の方向へ回転させる事が出来ます。これは正面側・上側も同様です。
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オブジェクトの回転角度は、オブジェクトインスペクタでのRotationAngleプロパティにて数値指定することも出来ます。
RotationAngle.X プロパティ=オブジェクトのX軸回転角度[°]
RotationAngle.Y プロパティ=オブジェクトのY軸回転角度[°]
RotationAngle.Z プロパティ=オブジェクトのZ軸回転角度[°]
回転角度がよく分からなくなった時は、これらを 0,0,0 入力すれば、初期状態に戻ります。方向は、
左手系
=左手の親指を立てて握った状態での、親指=軸方向、他の指=+回転方向、のようです。
保存・コンパイル・実行を行うと、下図のような画面が表示されます。
何もしていないので、これだけで、何もできませんが、画面上に3D文字の描画を行う事ができました。
ですが、他のコンポーネントが使えない状態ですので、3Dビューイング用の別画面として利用し、通常の作業用画面はこれまで同様のHD アプリケーションとして作成する複数画面の仕様で行うか、あるいは、ビューポートを利用して1画面で行うような仕様とするか、は、自由に使い分ければ良いと思います。
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