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| DelphiXE3 [FMX] 方向ぼかし効果(DirectionalBlurEffect) 2013/12/15 |
前回は [Effects]内の「ボックスぼかし効果」（BoxBlurEffect）
について見てみました。次は同じく [Effects]内の
「方向ぼかし効果」（DirectionalBlurEffect）を見てみます。
[Effects]内
| FMX |  |
ヘルプより。
TDirectionalBlurEffect は、指向型ぼかしアルゴリズムを使って表示オブジェクトのテクスチャをぼかす効果を作成するためのクラスです。詳細は、「TImageFXEffect」および「FireMonkey の画像効果」を参照してください。
ぼかしの方向は Angle プロパティを使って変更でき、ぼかしの量は BlurAmount プロパティを使って変更できます。 |
ぼかし効果は、様々な種類が用意されています。
ぼかし効果（BlurEffect）、ガウスぼかし効果（GaussianBlurEffect）、ボックスぼかし効果（BoxBlurEffect）、方向ぼかし効果（DirectionalBlurEffect）、放射ぼかし効果（RadialBlurEffect）、及び、アニメーション用？の推移効果の,ぼかし推移効果(BlurTransitionEffect)があります。
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BlurAmount
ビジュアル コンポーネントに適用されるぼかしの量を示します。BlurAmount は System.Single 値で、0.01 から 10.00 の範囲の値を取ります。
BlurAmount が明示的に設定されていない場合、1 に等しいと見なされます。 |
Angle
ビジュアル コンポーネントに適用されるぼかしの方向を角度で示します。Angle は System.Single 値で、0.00 から 360.00 の範囲の値を取ります。
Angle が明示的に設定されていない場合、0 に等しいと見なされます。 |
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Trigger
トリガ条件を保有するプロパティ。
それぞれのトリガ条件は、プロパティ名、等号記号、トリガ値で構成されます。すべての組み込みトリガはブール値です。したがって、それらの値は True または False でなければなりません。 例：
IsMouseOver=true;IsPressed=false
トリガの値を設定は、 オブジェクト インスペクタで最も簡単に行えます。
| トリガ | 説明 |
| IsDragOver | コントロールがドラッグされている（マウス ボタンがクリックされ、かつ押されたままになっている）際に、効果を発生させます。 |
| IsFocused | コントロール上にフォーカスがある際に、効果を発生させます。 |
| IsMouseOver | マウスがコントロールの上を通過した際に、効果を発生させます（HitTest が True に設定されている必要があります）。 |
| IsVisible | コントロールが画面上に表示されている際に、効果を発生させます。 |
その他の組み込みトリガには、以下のものがあります。
・IsActive（TCustomForm）
・IsChecked (TMenuItem)
・IsOpen (TEffect)
・IsPressed (TCustomButton)
・IsSelected（MenuItem、TTabItem、TListBoxItem、TTreeViewItem）
効果トリガに関するさらなる情報については、「FireMonkey の画像効果」の「効果のトリガ」を参照してください。 |
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それでは少し試してみます。
フォーム上にイメージコンポーネント１つを配置します。回転系の効果の中心点が[150,150]との事ですから、イメージコンポーネントのサイズを 300×300 にしておきます。それに Windows7 標準のサンプルピクチャの「アジサイ.jpg」を指定しています。
このイメージに対して効果を掛けるようにします。
本コンポーネントを配置し、構造ビューでドラッグして、上記で配置したイメージの子になるようにします。
Angle のデフォルト値は「0」、
BlurAmount のデフォルト値は「1」、となっています。
BlurAmount 値を最小値の「0.01」にしてみます。
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BlurAmount 値を「0.5」にしてみます。
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BlurAmount 値をデフォルトの「1」にしてみます。
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BlurAmount 値を「1.5」にしてみます。
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BlurAmount 値を「2」にしてみます。
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BlurAmount 値を「5」にしてみます。
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BlurAmount 値を最大値の「10」にしてみます。
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