DelphiXE3 [FMX]メディアプレイヤー②(MediaPlayerControl)
2013/10/13
前頁で[Additional]内の「MediaPlayer」（メディアプレイヤー）について書きましたので次は、同じく[Additional]内の「MediaPlayerControl」（メディアプレイヤーコントロール）について見ていきます。これは、前頁の「MediaPlayer」と対で使うもので、ビデオファイルの画像を表示する際に利用します。
【Delphi2010の記事はこちら】
【DelphiXE3[VCLアプリケーション]の記事はこちら】
（ヘルプより）
MediaPlayer
このTMediaPlayerControl がリンクされるTMediaPlayer を示します。
TMediaPlayerをリンク付けするために、MediaPlayerにこの TMediaPlayerControlを設定すると、メディアプレーヤに関連づけられるビデオファイルは、フォーム上に表示されます。
（ヘルプより）
ビデオメディアファイルを表示するビジュアルコンポーネントです。
TMediaPlayerControl は、設計時にビデオメディアファイルを表示するためのネイティブコントロールです。空のコントロールであり、ビデオデータは表示されません。TMediaPlayerControl はフォーム上のどこに配置してもかまいません。ビデオを表示するには、MediaPlayer プロパティを使って現在の TMediaPlayerControl を TMediaPlayer にリンクします。
との事で、先のプログラムに配置してみます。
MediaPlayerControl1のプロパティは下記のような感じです。
保存・コンパイル・実行を行います。
↓ ボタンをクリック
↓ Windows7のサンプルのビデオを開きます
ビデオファイル(WMVファイル)が再生されます
画面の大きさを変更すると、MediaPlayerControlの大きさも変更され、ビデオ画面も大きくなったり小さくなったりします。元々の大きさは、VideoSizeプロパティで取得出来ます。
Label2.Text := FloatToStr(MediaPlayer1.VideoSize.X) + '×'
+ FloatToStr(MediaPlayer1.VideoSize.Y) ;
オーディオファイルの場合にはそれぞれ「0」になるようです。
なお、
ファイルの種類が「All File Types(*.*)」だけだと不明、という事でしたら
OpenDialog1.Filter := TMediaCodecManager.GetFilterString ;
のようにすれば、利用出来る形式が自動的に取り出せて指定出来るようです。
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