CurrentTime |
現在の再生位置を示します。
CurrentTime は、100ns 単位で測定されます。ミリ秒を取得するには、CurrentTime を MediaTimeScale で割ってください。
CurrentTime を設定することで、再生される現在位置を制御することができます。 |
Duration |
メディア プレーヤに関連付けられた現在のメディアファイルの合計再生時間を示します。
Duration は、100ns 単位で測定されます。ミリ秒を取得するには、Duration を MediaTimeScale で割ってください。 |
Media |
このメディアプレーヤにアタッチされている現在の TMedia を示します。
Play および Stop メソッドを呼び出すと、現在の Media ファイルの再生を開始、および、停止や一時停止をすることができます。
Media は、FileName プロパティが設定された際に、割り当ておよび作成されます。
TMediaPlayer は、Media プロパティを次のプロパティを介して公開します: Duration、VideoSize、CurrentTime、Volume、および、State。
メディアプレーヤにアタッチされている現在の Media を空にするには、Clear メソッドを呼び出します。
Media タイプが音声だった場合、Play の呼び出しによって音声ファイルの再生が開始されます。Media タイプがビデオだった場合、Play の呼び出しによって、指定されたビデオ ファイルの音声コンポーネントのみが再生されます。ビデオ ファイルを表示するには、TMediaPlayerControl を使用して、現在の TMediaPlayer を、TMediaPlayerControl の MediaPlayer プロパティに設定することでリンク付けします。 |
State |
現在関連づかれている Media が再生されているか、停止されているかを示します。
現在のメディアファイルが割り当てられていない、もしくはサポートされていない場合、State は Unavailable に設定されます。
現在のメディアファイルが再生中の場合、State は Playing に設定され、そうでなければ Stopped に設定されます。 |
VideoSize |
現在のビデオファイルの解像度を示します。
VideoSize は、現在のメディア ファイルのネイティブの高さおよび幅を、ピクセルで示します。
VideoSize は、TPointF 型です。点の X 座標はウィンドウの幅を表し、点の Y 座標はウィンドウの高さを表します。メディアファイルが音声のみで、表示するウィンドウがなかった場合、もしくは、メディア プレーヤに関連付メディアファイルがなかった場合、VideoSize は (0,0) となります。 |
Volume |
現在のメディアファイルのオーディオの音量を示します。
Volume の値は、0 から 1 の範囲内になります。 Volume が 1 だった場合、メディア ファイルはネイティブの最大音量で再生されます。 Volume が 0 だった場合、メディア ファイルはミュートされます。
現在のメディアプレーヤに関連付けられているメディアファイルがない場合、Volume は 1 になります。 |
メソッド