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DelphiXE3 フォームとヘルプ 2013/03/25
 
それでは、従来のVCLアプリケーションでのフォームから見てみます。まずはフォームのプロパティから。



 
ここでDelphi2010から追加されているのは、「LiveBindingデザイナ」「LiBindings」「StyleElements」です。LiveBindingとは、「バインディング式を使用してオブジェクトを別のオブジェクトやデータセットフィールドにバインドします」との事です。「LiveBindingデザイナ」又は「LiveBindingウィザード」を使用して、「クィックバインディングコンポーネント」を作成し、
・コントロールをデータソース内のフィールドにリンクする
・コントロールをデータソースにリンクする
・コントロールをコントロールプロパティにリンクする
・コントロールプロパティをデータソース内のフィールドにリンクする
というような種類のバインディングを作成する事によって、プログラミングコード無しで色々な効果を出すプログラミングをしましょう、というような事のようです。
 
まだよく分かりませんが例えば、
フォームに ColorBoxコンポーネントを配置します。

 
LiveBindingデザイナを見ると下図のようになります。

 
Label1の下の[…]をクリックして「Font.Color」にチェックします。

 
同様に、ColorBox1の下の[…]をクリックして「Color」にチェックします。

 
で、ColorBox1の「Selected」の所からLabel1の「Font.Color」の所へマウスドラッグをすると矢印線(リンク)が描画されます。

 
この時、フォーム上には自動的に「BindingsList1」が追加され、これにリンク情報等が入っているようです。オブジェクトインスペクタのプロパティ欄は下記のようになっています。


 
この状態でコンパイルし実行してます。

↓ ColorBoxを変えてみると・・・

 
という具合に、何もコード入力してませんが、こういうような事が出来てしまえるようです。どこまで出来るのかは、まだ触ったばかりなので分かりませんけれど。ヘルプには各チュートリアルがあるようですのでそれで勉強をすればいいでしょう。
 
 
「StyleElements」は
現在のスタイルのどの要素がコントロールに対して有効になるかを示します。
seFontコントロールでは、スタイルに定義されているフォントが使用されます。
seClientコントロールでは、スタイルの背景色または背景画像が使用されます。
seBorderコントロールでは、スタイルの枠線およびスクロールバーが使用されます。
と記載されていて、スタイルというのは、メニュー「ツール」→「ビットマップスタイルデザイナ」という機能を使ってカスタマイズ出来るようです。しかしまぁ、普通は標準状態で使うのでしょうから、別段これを意識するような事はなさそうな気はします。
 
 
次に、フォームのイベント欄を見てみます。


 
「LiveBindins」はプロパティ欄と同義でしょうからいいとして、それ以外の違いはなさそうです。
 
 
さて、ヘルプですが、
メニューの「ヘルプ」→「Delphiヘルプ」を行うと

のような画面になり、いちいちクリックを要求されます。どこかで設定すればいいのかもしれませんが・・・ クリックするとインターネット接続をしにいく場合もあり、接続出来ない環境の場合、このヘルププログラムは停止してしまいます。難儀です。
 
次に検索機能ですが、こちらも Delphi2010より更に、使えない機能と化してしまったかのようです。状況依存ヘルプでの、オブジェクトインスペクタの項目でフォーカスした状態で[F1]キーを押しても、効かないケースもあって使いにくいです。全くウンともスンとも言わない、という訳ではないようなのでまだマシですが・・・。
 
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