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ファイルの保護モード(パーミッション)
「ls -l」コマンドでファイル名一覧を表示すると、
のような文字が表示されます。最初の「d」は、ディレクトリを示します。通常ファイルなら「-」と表示されます。次の3文字は、そのファイルの所有者のアクセス権、次の3文字は、所有グループのアクセス権、次の3文字は、その他の人のアクセス権、を示します。
r:(Read)読込可 w:(Write)書込可
x:(eXecute)実行可 -:不可
「rwx」は、読込・書込・実行いずれも可能、
「r-x」は、読込と実行が可能、を示します。
rを4、wを2、xを1、と考えて、
rwxの場合は、4+2+1=7、r-xの場合は、4+1=5、となり
「rwxr-xr-x」を、「755」と数字で表す事が出来ます。
なお、真ん中の「root」は、所有者がrootである事を示し、最後の「root」は、所有グループがrootである事を示します。
chmodコマンド
ファイルのパーミッションを変更します。
【書式】chmod [パーミッション] [ファイル名]
chownコマンド
ファイルの所有者を変更します。
【書式】chown ユーザー名{.グループ名} [ファイル名]
chgrpコマンド
ファイルの所有グループを変更します。
【書式】chgrp [グループ名] [ファイル名]
ユーザーを登録したり、パスワードの強制変更したりするのは、スーパーユーザーのお仕事です。
useraddコマンド
ユーザーを登録します。パスワード無しの時は、「''」と指定します。
【書式】useradd -g [グループ] -p [パスワード] [ユーザー名]
idコマンド
ユーザーを確認します。
【書式】id [ユーザー名]
userdelコマンド
ユーザーを削除します。
ユーザーを削除しても、ホームディレクトリは残ったままになっていますので、手動で削除します。
【書式】userdel [ユーザー名]
passwdコマンド
パスワードを変更します。
【書式】passwd
強制変更は、スーパーユーザーでログインして、
【書式】passwd [ユーザー名]
と行います。
グループを新規作成
のようにして、エディタでファイルを開き、ファイルの最後に
と追加します。番号は、ファイル内の 他で使用しているものと重ならないように指定します。ファイルを上書き保存して、終了します。
groupsコマンド
グループの確認をします。グループを作成した後に、確認のために行います。
【書式】groups [ユーザー名]
なお、X Windowsを実行するには、「startx」と入力します。 |
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