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以下に各コマンドの簡単な説明を記述します。オプションを複数一度に指定する際は、例えば「ls -lF」のように入力します。
lsコマンド
現在のディレクトリ内にあるファイルの一覧を表示します。ディレクトリ名を指定すれば、そのディレクトリ内のファイル一覧を表示します。(MS-DOSの DIRコマンドのようなものです)
【書式】ls {オプション} {ディレクトリ名} {ファイル指定}
-l 長い形式で表示
-F ファイルの種類も表示
-a 全てのファイルを表示
-R 指定したディレクトリ以下も全て表示
catコマンド
指定したファイル(ASCIIテキスト)の内容を表示します。(MS-DOSの TYPEコマンドのようなものです)
【書式】cat {ファイル指定}
moreコマンド
指定したファイル(ASCIIテキスト)の内容を1画面ずつ表示します。(MS-DOSでの「TYPE 〜|more」のようなものです)
【書式】more {ファイル指定}
cdコマンド
現在のディレクトリ(カレントディレクトリ)を、指定したディレクトリに変更します。(MS-DOSの CD(CHDIR)コマンドとほぼ同じです)
【書式】cd {ディレクトリ指定}
cd :ホームディレクトリに変更
cd / :ルートディレクトリに変更
cd - :前にいたディレクトリに変更
cd .. :親ディレクトリに変更
cd abcde :すぐ下のabcdeディレクトリに変更
cd /usr/local :/usr/localに変更
pwdコマンド
現在のディレクトリ(カレントディレクトリ)がどうなっているかを調べる時に使います。(MS-DOSでは CDコマンドで分かります)
【書式】pwd
cpコマンド
ファイルやディレクトリをコピーします。
同じ名前のものがあると上書きされますので注意して下さい。(MS-DOSの COPY,XCOPYコマンドとほぼ同じです)
【書式】cp [コピー元] [コピー先]
cp -i [コピー元] [コピー先]
:同じものがあると確認メッセージが出ます。
cp -r [コピー元] [コピー先]
:ディレクトリ内ファイルごとコピーします。
mvコマンド
ファイルやディレクトリの名前を変更します。ディレクトリを指定すれば、別の場所へ移動します。
同じファイル名があると上書きされますので注意して下さい。また、空でない同じディレクトリ名があると実行出来ません。(MS-DOSでのファイル名変更は RENコマンド、ディレクトリ名の変更は RENDIRコマンド、移動はありません)
【書式】mv [変更前の名前] [変更後の名前]
mv [移動したいファイル名] [移動先ディレクトリ名]
mv -i [変更前の名前] [変更後の名前]
:同じものがあると確認メッセージが出ます。
rmコマンド
ファイルやディレクトリを削除します。保護モードのファイルを消そうとすると削除する前に確認メッセージが表示されます。(MS-DOSの DELコマンドとほぼ同じです)
【書式】rm [ファイル名]
rm -i [ファイル名]
:削除する前に確認メッセージが出ます。
rm -f [ファイル名]
:保護モードでも確認メッセージは出ません。
rm -r [ディレクトリ名]
:ディレクトリ内のファイルごと削除します。
rmdirコマンド
空のディレクトリを削除します。(MS-DOSの RD(RMDIR)コマンドと同じです)
【書式】rmdir [ディレクトリ名]
mkdirコマンド
ディレクトリを作成します。(MS-DOSの MD(MKDIR)コマンドと同じです)
【書式】mkdir [ディレクトリ名]
Linuxでは、フロッピーディスク(FD)を使う前にはFDのマウントを、CD-ROMを使う前にはCD-ROMのマウントを、行います。使い終わったら、アンマウントを行います。ディスクは、アンマウントしてから取り出します。
FDのマウント
mount -t vfat -o sync /dev/fd0 /mnt/floppy |
FDのアンマウント
FDのフォーマット(DOS形式(1.44MB)は使用可)
CD-ROMのマウント
mount -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom |
mount /dev/cdrom /mnt/cdrom |
CD-ROMのアンマウント
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OSとは?
CP/M
UNIX(1)
UNIX(2)
UNIX(3)
MS-DOS
Windows |