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CAD作ろ! プログラム・スタイル
★どんなスタイルのプログラムにするか?
最初に、どんなスタイルのプログラムにするかを決めます。プログラミングを余りした事がない人は、Delphiを起動してそのまま普通にコーディングをして行ってもいいですが、、
メニュー「ファイル|新規作成|その他」で、どんなスタイルのプログラムを作るのかを最初に決める事が出来ます。
 
@普通にSDIなプログラムを作る
 「アプリケーション」を選ぶと、これになります。
AMDIなプログラムを作る
 「プロジェクト」内の「MDIアプリケーション」を選びます。画面内に沢山の子画面を出して、例えば、複数図面を見せたい等の場合には、これを選びます。
BLinux対応のプログラムを作る
 「新規作成」内の「CLXアプリケーション」を選びます。
DelphiでLinux用のプログラムを作る事は出来ませんが、姉妹品のLinux用プログラミング言語「Kylix」へソースプログラムを受け渡したい場合には、このCLXアプリケーションにする必要があります。Kylixへソースを持っていってKylixでコンパイルする事により、Linux用アプリが作れます(との事だそうです)。これにより、Windows用アプリとLinux用アプリを同時に作成出来るようです。一部、併用出来ない機能もありますのでDelphiヘルプ等を参照しておいて下さい。
CActiveX用のプログラムを作る
 例えば、図面の表示を行うプログラムをActiveXで作る事によって、次回、図面ビューワーソフトを作る際にそのActiveXを利用するとか、インターネット用のプラグイン機能などを、作る事が出来る、かもしれません。(^^;
Dファイルメニューに「送信」を付けたい場合
 「プロジェクト」内の「Windows○○ロゴアプリケーション」を選びます。Windows2000形式かWindows95/98形式かは、ご自由に。
 
等々。
勿論他にもいろいろあります。ですがまぁ最初は、普通にそのまんま、「アプリケーション」で作成して行きましょう。その他は各自、Challenge NextStyle!って事で。
 
★プログラムの画面のお約束
市販ソフトでは、Windowsロゴを取得するために、上記の〜ロゴアプリケーションを行うのですが、まぁ、さほど気にする事は無いでしょう。勿論、Windowsの「お約束」と、自分なりの方式を組み合わせてプログラミングするのが普通です。
 
@メニュー
「ファイル」「編集」「表示」「ヘルプ」くらいがよくある通例で、例えば、「作図」「設定」等は、自分で欲しいものを追加しましょう。
作ったメニューには必ずアクセスキー(「(&A)」と書いたら(A)と表示されて、ALTキーとの組み合わせて選択出来るようにするキー)を付けて下さい。メニューを選んで別画面(ダイアログ)を表示する場合には、名前の最後に「...」を書く事になっています。
メニューから更にサブメニューを追加する事も出来ますし、メニューを使えないようにするとか(Enabled:False)、メニューにチェックを入れるとか(Checked:True/False)、も出来ますが、なるべく他のメニューと統一性を持たせましょう。
なお、仕切線は Captionに「-」を入れます。
Aツールバー
有りの場合、無しの場合、浮動したりドッキングしたり、固定オンリーだったり、まぁいろいろですが、使いやすいようにどうぞ。他の人に使ってもらう場合には、それなりの工夫をしましょう。
Bステータスバー
メッセージ表示や、現在のコマンドが何なのか、指定座標数値の表示、等々、現在の状態を表示するためのメッセージ表示用枠ですのでとても大切ですから是非とも付けましょう。
Cポップアップメニュー
通常、マウス右クリックすると表示されるメニューですが、これは義務ではありませんのでご自由にどうぞ。ここによく利用するコマンドを入れておいたり等、いろんな使い方が出来ると思いますし、CADでは利用されていない場合も多いです(マウス右クリックで座標をスナップするソフト等)。
Dその他、各種画面
座標指定とか文字入力画面など、ユーザーインターフェースを行う画面は自由に使いやすいように作ってください。
 
コマンドをキー入力して選択したい場合、メニューにショートカットキー(SHIFT・CTRLキーを併用するもの)を割り付ける方法がありますが、CAD操作中、ある特定のキーを1発押す事によって他のコマンドに移らせるダイレクトキーは、自分でそういうプログラミングを行う必要がありますので注意して下さい。
また、複数の入力項目がある場合、TABキー、SHIFT+TABキーで項目を移動させる事が出来ますが(TabOrder順)、例えば、矢印キー↑↓や、改行キーで、という場合には、そういうプログラミングを自分で行う必要がありますので注意して下さい。
 
次にボタンですが、ボタンのCaptionには必ず、「OK (&Y)」のようにして、アクセスキーを付けるようにしましょう。また、デフォルトキー(DefaultプロパティをTrue)、キャンセルキー(CancelプロパティをTrue)も出来るだけ割り付けておきましょう。画面表示状態で[Enter]キーを押すと、デフォルトキーのイベントが起きます。画面表示状態で[ESC]キーを押すと、キャンセルキーのイベントが起きます。
ボタンを押したらこうなるよ、このボタンの意味は○○ですよ、という事を、ボタンにマウスを合わせたら表示させたい場合には、「Hint」プロパティにその内容を書き、「ShowHint」プロパティを「True」にします(自動的に「ShowParentHint」が「False」になりますのでそのままFalseにしておきます)。
 
 
以上、自分だけで使うプログラムであれば、自分の好き勝手に作れば良いですが、他の人に使ってもらう場合には、それなりに、手を掛けておくほうが良いと思われます。
 
 
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