DelphiXE3 [3D-FMX]色材質ソース(ColorMaterialSource)
2014/04/08
前回は [3D Layers]内の「3D文字レイヤ」(TextLayer3D)について見てみました。[3D Layers]内は終了しましたので次に[Materials]内を見ていきます。[Materials]内の「色材質ソース」(ColorMaterialSource)について見てみます。
[Materials]内
FMX
ヘルプより
TColorMaterial のソースを定義したものです。
TColorMaterialSource を使用すると、TColorMaterial を 3D オブジェクトにリンクできます。リンクは、3D オブジェクトの MaterialSource プロパティを使って行います。材質の色を変更するには、Color プロパティを設定します。
Color
マテリアルの色を示します。
Color を使用すると、TColorMaterialSource の現在の TColorMaterial の色を設定および取得することができます。
これまでに既に何度も利用していましたが、3Dオブジェクトに色を付けるのに利用します。
3Dオブジェクトの例として、球を配置してみます。
何も指定しない場合、3Dオブジェクトの色は赤色になっています。
配置した球 Sphere1 の MaterialSourceプロパティを「ColorMaterialSource1」に指定します。
これで 3Dオブジェクトと材質ソースをリンクしました。
色材質ソース ColorMaterialSource1 の Color プロパティを青色(Blue)にすると、リンクされた 3Dオブジェクトの色が青色になります。
Color値は TAlphaColor型ですので、アルファ値を変える事で透過色にする事が出来ます。青色の値は #FF0000FF ですが、先頭の FF がアルファ値を示しています。例えばこれを 80 (16進数の80は、10進数で 128 です)にしてみます。球の後ろに円柱を配置しておきます。
↓
球を透過させると、球の後ろに配置した円柱が見えるようになります。
色材質ソース(ColorMaterialSource)は、ライト(光源 Light)の影響をうけません。ライトを配置しても、シェーディングは行われません。
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