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| DelphiXE3 [3D-FMX] 3Dソリッドレイヤ(SolidLayer3D) 2014/04/04 |
前回は [3D Layers]内の「3Dスプリッター」（Splitter3D）について見てみました。次は同じく[3D Layers]内の「3Dソリッドレイヤ」（SolidLayer3D）について見てみます。
[3D Layers]内
| FMX |  |
ヘルプより
FMX.Layers3D.TSolidLayer3D は FMX.Layers3D.TAbstractLayer3D を継承しています。以下の内容はすべて FMX.Layers3D.TAbstractLayer3D を参照しています。
すべての 3D レイヤの構造を定義する基底クラスを表します。
TAbstractLayer3D クラスは、3Dレイヤの構造を定義するもので、FMX.Layers3D に含まれるすべての 3Dレイヤの親クラスです。TAbstractLayer3D で宣言されているメソッドは、ほとんどすべてが仮想メソッドなので、サブクラスでオーバーライドする必要があります。
次のクラスは TAbstractLayer3D から直接派生しています。
TLayout3D
TImage3D
TCustomBufferLayer3D
FMX.Layers3D で宣言されているその他のクラスは、TCustomBufferLayer3D または TCustomLayer3D から派生しています。そのため、どの 3D レイヤも TAbstractLayer3D の機能を実装し拡張していることになります。 |
という事で3Dスプリッターと同様、ヘルプには、この3Dソリッドレイヤについての説明は記載されていません。
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Align
| この 3D レイヤの整列オプション（上、左、クライアント、など）を示します。 |
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ヘルプに説明記述が見当たらず使い方が全く分かりませんので、前回の3Dスプリッターと同様、推測で書いています。スプリッターは、複数のパネルと一緒に組み合わせて利用する事が多いです。3Dレイヤがパネルと同様の機能を提供しているのだとすれば、3Dレイヤも、3Dスプリッターと一緒に、複数の3Dレイヤを組み合わせて利用したくなる場合が出てくると思われます。
では、3Dソリッドレイヤは、3Dレイヤとどう違うのか？
という辺りでしょうか。
3Dレイヤは色々な機能が提供される感じがありますが、3Dソリッドレイヤはもっとシンプルな感じです。
3Dレイヤ上には、ボタンや、Shapes内の図形等のコンポーネントが自由に配置出来ます。しかし、3Dソリッドレイヤには、コンポーネントを配置して表示させることが出来ない様子です。
ですので、パネル的、というよりは単純に、3Dモデルを隠すための塗り潰し四角形、というような感じがします。
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