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DelphiXE3 [3D-FMX] 代理オブジェクト(ProxyObject) 2014/03/17
 
前回は [3D Scene]内の「ダミー」(Dummy)について見ましたので、今回は同じく[3D Scene]内の「代理オブジェクト」(ProxyObject)について見てみます。
 
[3D Scene]内
FMX
 
ヘルプより
TProxyObjectはプロキシ オブジェクトのクラスです。
 
SourceObjectは、このTProxyObjectが代理を務めているオブジェクトです。
 

 
SourceObject
この TProxyObject のソース オブジェクトを表します。
 
SourceObject は、この TProxyObject が表すコントロールです。
 
 
というわけで、代理オブジェクトです。
代理の元となるオブジェクトを SourceObject プロパティで指定すると、この代理オブジェクトの外観が、指定したオブジェクトと同じになります。
試しに、立方体 Cube1 を配置してみます。見えにくいので Width、Height、Depth をそれぞれ 2 にしておきます。

 
代理オブジェクト ProxyObject1 の SourceObject プロパティを Cube1 に指定します。

 
大きさは反映されないようですね。つまり大きさは独自に指定出来るようです。

 
この状態で、保存・コンパイル・実行してみます。

 
という風に表示されます。
デザイン時の構造ビューで立方体 Cube1 を選択すると

のような表示が行われます。
 
というわけで、挙動がよく分かりません。
触っているうちに、スタックオーバーフローというエラーメッセージ画面が表示されて、そのまま DelphiXE3 は強制終了されてしまいました。
 
せめて、位置・角度が指定した状態でそのまま表示されたら、オブジェクトコピーという感覚で使えそうな気もしますが、いまいちよく分かりませんので、ちょっと使えないなぁという感じがします。
 
 
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