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DelphiXE3 [FMX]ラベル(Label) 2013/09/29 |
前頁で[Standard]内の「CalloutPanel」(吹き出しパネル)について書きましたので次は、同じく[Standard]内の「Label」(ラベル)です。
【Delphi2010の記事はこちら】
【DelphiXE3[VCLアプリケーション]の記事はこちら】
説明の必要も無いでしょうけれども、フォーム画面上に文字内容を表示するコントロールですね。
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(ヘルプより)
AutoSize
TLabelコントロールのサイズが、テキストに合わせて、自動的に拡張または縮小されるかどうかを決定します。
AutoSizeプロパティを使用すると、TLabelコントロールは、自動的にサイズを調整して、クライアント領域がテキストの高さは幅に合うようになります。AutoSizeがFalseの場合、TLabelコントロールのサイズは固定されます。AutoSizeがTrueになると、TLabelコントロールは、テキストが変更された際に、再調整されます。
AutoSizeをTrue に設定すると、自動的にWordWrapをFalseに設定します。 |
TextAlign
テキストを、水平方向の整列で、どのように表示するかを示します。
TextAlignプロパティは、 TTextControlオブジェクトを、水平方向の整列で、どのように表示するかを示します。TextAlignは、次の値のいずれかを取ります:
・taCenter (デフォルト)
--テキストを水平軸上で、TTextControlオブジェクトの真ん中に整列します。
・taLeading
--テキストを水平軸上で、TTextControlオブジェクト中の一番左の位置に整列します。
・taTrailing
--テキストを水平軸上で、TTextControlオブジェクト中の一番右の位置に整列します。 |
VertTextAlign
テキストを、垂直方向の整列で、どのように表示するかを示します。
VertTextAlignプロパティは、TTextControlオブジェクトを、垂直方向の整列で、どのように表示するかを示します。VertTextAlignは、次の値のいずれかを取ります:
・taCenter (デフォルト)
--テキストを垂直軸上で、TTextControlオブジェクトの真ん中に整列します。
・taLeading
--テキストを垂直軸上で、TTextControlオブジェクト中の一番上の位置に整列します。
・taTrailing
--テキストを垂直軸上で、TTextControlオブジェクト中の一番下の位置に整列します。 |
WordWrap
TTextControlオブジェクト内のテキストが、コントロールの幅より長くなった場合に、折り返すのかどうかを示します。
WordWrapをTrueに設定すると、TTextControlコントロールを複数行テキストで表示することができます。WordWrapがTrueの場合、TTextControlオブジェクト内に長すぎて入らないテキストは、右マージンで折り返され、追加行に続きます。
WordWrapがFalseの場合、テキストは、TTextControlの単一行上に広がります。しかしこの場合、TTextControlに長すぎて入らないテキストは、途切れて表示されます。
WordWrapプロパティのデフォルト値は、Falseです。 |
デフォルトは False とありますが、貼り付け直後の値は True になっていますね。 |
WordWrapプロパティ値が「True」のまま、Textプロパティ(VCLの場合は Captionプロパティでしたが)の内容を「これはラベル(TLabel)コンポーネントです。」のように長い文字列にしてみると、
のように自動的に折り返されて複数行表示が行われますね(そのままでは縦にクリップされてしまうので、高さ Heightプロパティを大きくしています)。これは地味に便利かもしれません。
文字のフォントや大きさ等は、独自に指定するか、スタイルで指定するか、という切り替えをしっかりしておかないといけないですね。ほかの画面の文字等と共通にするところはスタイルで指定した方がいいのでしょう。StyledSettingsプロパティで、スタイルのまま使用するところと独自で指定するところを指定するのでも良いでしょうし。
Font.Familiy
Segoe UI(デフォルト)
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MS ゴシック
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メイリオ
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MS Pゴシック
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Font.Size
Font.Style(下記を重複指定可能)
fsBold(太字)をTrue
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fsItalic(斜体)をTrue
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fsUnderline(下線)をTrue
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fsStrikeOut(取消線)をTrue
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FontColor
スタイルブックを配置し、スタイルに「Air.Style」を指定し、
上記の Label1 は StyledSettingsプロパティを[ssFamily,ssFontColor,ssOther]、
Label2を配置し、 StyledSettingsプロパティを[ssFamily,ssFontColor]、
Label3を配置し、 デフォルトの [ssFamily,ssSize,ssFontColor]のままとした場合
のようになります。通常はスタイルそのまま利用して、文字の大きさだけを指定したい場合は StyledSettings.ssSize を False にして、文字の大きさは Font.Sizeを自由に指定して利用する、という事が出来ます。
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