DelphiXE3 [FMX]スタイルブック(StyleBook)
2013/09/23
前頁で[Standard]内の「Lang」(言語)について書きましたので次は、同じく[Standard]内の「StyleBook」(スタイルブック)です。Delphi2010、DelphiXE3 の VCLコンポーネントには存在しません。
(ヘルプより)
HiResStyleBook
Ratinaスタイルをロードする TStyleBookコンポーネントを示します。
HiResStyleBookプロパティを、高解像度スタイルをロードする別のスタイルブックに設定すると、Ratinaディスプレイで使用されます。これを行うには、ファイル名<stylename>2x.styleを持つスタイルを選択します。
Resource
スタイル定義。Resourceは、TStyleBookで定義されているスタイルを保有する、文字列リストです。
(ヘルプより)
TStyleBook は、フォームのスタイルのコレクションを保有します。
TStyleBook コンポーネントを作成および使用するには、2 つの方法があります:
・
TStyleBook コンポーネントをツール パレットからドロップし、それを、フォームの StyleBook プロパティの値に設定。
・
フォーム上のコントロールを右クリックし、[デフォルト スタイルの編集...]または[カスタム スタイルの編集...]を選択。これにより、TStyleBookコンポーネントが自動的に作成され、フォームのStyleBookに設定され、スタイルデザイナが開きます。
TStyleBook では、スタイル定義がテキストとして Resource プロパティに格納されており、.style ファイルから読み込むことができます。フォーム上の TStyleBook コンポーネントをダブルクリックすることにより、スタイル デザイナを開くことができます。
想像するに、ホームページでいうスタイルシート(CSS)みたいなものでしょうか?
まずフォーム上にラベルとボタンも配置してみます。
ラベル Label1 の
StyleLookupプロパティ内容を
「labelstyle」に
ボタン Button1 の
StyleLookupプロパティ内容を
「buttonstyle」に
フォーム Form1 の
StyleBookプロパティ内容を
「StyleBook1」に
指定します。
StyleBook1アイコン絵をダブルクリックします。
スタイルデザイナー画面が表示されます。
[読み込み]ボタンをクリックし、
「C:¥Program Files(x86)¥Embarcadero¥RAD Studio¥10.0¥Redist¥styles¥Fmx」
フォルダの中にスタイルファイルがありますので、どれか1つを開きます。
ここでは例として「Air.Style」を開きます。
「構造」画面に layout: TLayout 以下に色々な項目が追加されるのが分かります。[適用して閉じる]ボタンをクリックします。
↓
画面が変わったのがすぐに分かります。
保存・コンパイル(ビルド)・実行を行います。
何も指定していない場合は
ですので全く違ってくるというのが目視確認出来ます。
指定無し
Air.Style
Amakrits.Style
AquaGraphite.style
Blend.Style
Dark.style
GoldenGraphite.Style
Light.Style
MetropolisUIBlack.Style
MetropolisUIBlue.Style
MetropolisUIDark.Style
MetropolisUIGreen.Style
RubyGraphite.style
Transparent.Style
スタイルは自分でカスタマイズすることも出来るようです。
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