DelphiXE3 Metropolis UI アプリケーション?
2013/03/19
Delphiでアプリケーションを新規作成する場合、前頁で記載したように、メニュー「ファイル」→「新規作成」→「VCLフォームアプリケーション - Delphi」を実行しますが、
ここで、「VCL Metropolis UI アプリケーション」というのがあります。その下に更に「FireMonkey Metropolis UI アプリケーション」というものもあります。この「Metropolis UI」というのは何でしょうか?
「Metropolis UI」は、Windows8 ユーザーインターフェイスのルック&フィール準拠なアプリケーションを作成するための機能だそうで、Metropolis UI デスクトップアプリケーションがサポートされるとの事です。Metropolis UI モバイルアプリケーション(及び WinRT)は現在サポートされないとの事。タッチで有効になる AppBar、標準ジェスチャ、対話型ジェスチャをサポートとの事(カスタムジェスチャは現在,非サポート)。ライブタイルとか、Microsoft による Windows8 アプリ開発のガイドラインがあるとの事です。
メニュー「ファイル」→「新規作成」→「VCL Metropolis UI アプリケーション」を実行すると以下画面が表示されます。
デフォルト「分割ペイン」のまま[OK]すると下図のようになります。
「新しい〜」は、定義済みレイアウトなし
「グリッド〜」は、グリッド状にレイアウトされた2つのフォームから成るアプリケーション、横スクロールあり、
「分割ペイン〜」は、分割レイアウト(複数のグループおよび項目で構成)と二次ウインドウを持つ2つのフォームから成るアプリケーション、との事です。
試しに、グリッドのほうで新規作成をして、そのまま何もせず保存・コンパイルを行い、実行してみます。
Group Title: 1 をクリックすると
のようになります。[Esc]キーを押すと右下に(×)マークが表示されてそれをクリックすると終了されます。
次に、分割ペインの方で新規作成をして試してみます。
Group Title: 1 をクリックすると
のようになります。[Esc]キーを押すと右下に(×)マークが表示されてそれをクリックすると終了されます。
機能的には、「VCL Metropolis UI アプリケーション」よりも、「FireMonkey Metropolis UI アプリケーション」のほうが機能拡張されていて扱いやすくなっている様子?なので、そちらの方が良いのかもしれません。後者の場合だとデフォルトでタッチ・ジェスチャにも対応していると明記されていますし。
この方式で作成したアプリケーションは、WindowsXp/Vista/7でも動作するとの事です。MacOS X の場合は、インターフェイスが異なるのでやめておいた方がいいとか? まぁ、Macintosh を所持していないので現在は関係ありませんけれども、やはり、Windows8 がセットアップされているPC上で動作させてみて、どんな具合なのか、をやってみたくなりますね。
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