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Delphi2010 Formのプロパティ 2010/08/12
 
Delphiでアプリケーションプログラムを作成する場合はこれまで、Delphiを起動し、まずは、TFormから新規作成された Form1 を設定する所から始めていましたので Delphi2010 でも同じようにやってみます。
 
Form1を最初に作成する際、これまで同様に
・Scaledプロパティを False にします
 Scaledプロパティが標準の True のままになっていると動作環境を変えた場合、相手先のフォントの大きさ等に合わせて自動的に変化し、その結果、文字と文字が重なってしまったりするので、各コンポーネントの位置を自動調整しないといけない=画面サイズも変化させる必要がある、等のためですが、False をしても動作環境によって文字ピッチが想定と異なってしまう、という事はあります...
 
・Fontプロパティのフォント名を「MS ゴシック」にして Sizeを「10」にします
 なぜか標準では Tahomaフォントで Size は 8 になっています。Vista/7ではメイリオを標準にしたほうがいいのかもしれませんけれど、Windows98/2000/Xpで動作させることを考える場合にはやっぱり「MS ゴシック」が無難かなぁという感じはします。
 
・画面サイズを固定にする場合は、BorderStyleプロパティを bsSingle にして、BorderIconsプロパティでbiMaximizeを False(最大化禁止) にします
 
・Captionプロパティを変更します
 
一旦保存を行います。
 
・アイコンを作成します
 これまでは、ツールメニューにアイコン等を作成することが出来る「イメージエディタ」が付いていたのですが、Delphi 2010標準インストール状態では存在しないです。ヘルプでもよく分かりませんし、どういうのが推奨なのか良く分かりません。
 
・プロジェクトのオプションで、タイトル入力、アイコン指定、ディレクトリの指定、を行ってプロジェクトを保存し、再構築して、アプリケーションプログラム(exe)を作成し実行します
 
というのが最初のお約束でしたが、取りあえずはアイコン作成用エディタを何か考えないといけないようです。それは次回に行うとして
 
 
Form1のプロパティを見ていくと、まず気づいたのは「GlassFrame」プロパティ。WindowsVista/7 での Aeroでの半透明な画面を作成する時に使うもののようです。

 
Enabled を True にして、SheetOfGlass を True にすると、Formのクライアント領域全部が半透明状態になります。



 
また、SheetOfGlass を False にして、Top,Buttom,Left,Rightに数値を指定すると、その分だけ上下左右の端を半透明状態にすることが出来るようです。なお、その半透明部分のすぐ上にLabelコンポーネントを配置しても表示されない様子です。Buttonコンポーネントは半透明部分の箇所がグレー表示になっている様子です。



 
あとは、Touchはいいとして、Paddingなどはコンポーネントの配置についての話、ScreenSnapを True にして SnapBuffer を例えば100とかにしておくと、ソフト画面をディスプレイの端へドラッグ移動した時に、自動的に端にひっつくって機能。こんな感じでしょうか。



 
 
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