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DelphiXE4 [FMX]ラジオボタン(RadioButton) 2015/04/03 |
前回は[Standard]内の「チェックボックス(CheckBox)」について記述しましたので、今回は、同じく[Standard]内の「ラジオボタン(RadioButton)」について記述します。
【Delphi2010の記事はこちら】
【DelphiXE3[VCLアプリケーション]の記事はこちら】
【DelphiXE3[FMXアプリケーション]の記事はこちら】
XE4(FMX)
FMX.StdCtrls.TRadioButton |
XE3(FMX)
FMX.Controls.TRadioButton |
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(ヘルプより)
GroupName
ラジオボタンが属するグループの名前を示します。
GroupNameプロパティを、このラジオボタンが属するグループの名前に設定します。複数のラジオボタンが同じグループに属している場合、つまり、それらがすべて同じGroupNameを持っている場合、それらの1つをクリックして選択状態になると、そのグループ内の他のものは選択がクリアされます。 |
IsChecked
ラジオボタンのデフォルトの状態が、オンがオフかを示します。
このラジオボタンがデフォルトの状態で選択されているようにするには、IsCheckedプロパティをTrueに設定します。このボタンは、もう一度クリックすると、初期のクリアされている状態に戻ります。 |
IsPressed
ラジオボタンのチェックの状態を読み取ります。
ラジオボタンがオンの場合にはIsPressed読み取り専用がプロパティはTrueに、そうでなければ False となります。 |
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ユニットが変わってますが、プロパティ・イベントは同じな様子です。
GroupNameプロパティを指定することによって、ラジオボタンを一括りにする事が出来ます。グループボックスやパネル等を配置してその中に入れる、というだけでは一括りにする事は出来ません。例えば、
のようにレイアウトし、RadioButton5・RadioButton6・RadioButton7の GroupNameプロパティを指定して(例:グループ1)、他はデフォルトの空欄のままにしておくとします。保存・コンパイル(ビルド)・実行すると
というように、グループボックスやパネルの中に入れただけではグループ化されない、という事は分かります。また、グループボックスやパネルを使用せずとも、 GroupNameプロパティを使用すればグループ化できる事が分かります。
OnChangeイベント、OnClickイベントは、チェックボックスと同様、
OnChangeイベントで行った場合、
ラジオボタンをチェックオン→チェックが入った後にイベント発生
ラジオボタンをチェックオフ→チェックが外れた後にイベント発生
OnClickイベントで行った場合、
ラジオボタンをチェックオン→チェックが入る前にイベント発生
ラジオボタンをチェックオフ→チェックが外れる前にイベント発生
となります。
ですので OnChange と OnClick とでは動作の挙動が異なりますので、これを意識してプログラミングする必要があります。
ラジオボタンを4つ配置してみました。
以下、
RadioButton1 はチェックなし
RadioButton2 はチェックあり
RadioButton3 にフォーカスがある状態で
RadioButton4 の上にマウスを移動している状態、です。
指定無し |
Air.Style |
Amakrits.Style |
AquaGraphite.style |
Blend.Style |
Dark.style |
GoldenGraphite.Style |
Light.Style |
RubyGraphite.style |
Transparent.Style |
MacOSX アプリケーションでも動作OKです。
但し、
・上図のように、フォントは同じになりません。
・空白キー(スペースキー)だけを押す事では、オン・オフできません。
shiftキー+空白キーを押す事で、オン・オフできるようです。
という差異はあります。
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