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DelphiXE3 [3D-FMX] 3D文字(Text3D) 2014/03/28 |
前回は [3D Shapes]内の「線形立方体」(StrokeCube)について見てみましたので今回は同じく[3D Shapes]内の「3D文字」(Text3D)について見てみます。
[3D Shapes]内
FMX | |
ヘルプより
3D で描画されたテキストを表します。
TText3D クラスでは、3D FireMonkey フォームに配置できる、3D テキスト描画の形で押し出された 3D 図形を実装しています。TText3D は、[ツール パレット]から追加することができるビジュアル オブジェクトです。 |
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Flatness
この図形が押し出される平坦度係数を表します。
Flatness は、曲線とそれを平坦化した近似との間に許容される最大誤差を示します。デフォルトは 0.25 です。平坦度の値を小さくすると、近似に含まれる線分の数が増加します。 |
HorzTextAlign
テキストを、水平方向の整列で、どのように表示するかを示します
taCenter (デフォルト)--テキストを水平軸上で、TText3D オブジェクトの真ん中に整列します。
taLeading--水平軸上で一番左の位置に整列
taTrailing--テキストを水平軸上で、一番右の位置に整列 |
MaterialBackSource
MaterialShaftSource
押し出し図形の本体(側面)のマテリアルを指定します |
Sides
この押し出された図形のどの側面を描画するかを示します |
Stretch
TextがこのTText3Dコントロールの表面すべてを埋めるよう、引き伸ばされるかどうかを示します |
VertTextAlign
テキストを、垂直方向の整列で、どのように表示するかを示します。
taCenter (デフォルト)--垂直軸上で真ん中に整列
taLeading--垂直軸上で一番上の位置に整列
taTrailing--垂直軸上で一番下の位置に整列 |
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WordWrap
TText3D オブジェクト内のテキストが、コントロールの幅より長くなった場合に、折り返すのかどうかを示します。
WordWrap を True に設定すると、TText3D コントロールを複数行テキストで表示することができます。WordWrap が True の場合、TText3D オブジェクト内に長すぎて入らないテキストは、右マージンで折り返され、追加行に続きます。
WordWrap が False の場合、テキストは、TText3D の単一行上に広がります。 しかしこの場合、TText3D に長すぎて入らないテキストは、途切れて表示されます。
WordWrap プロパティのデフォルト値は、False です。 |
Text
現在の TText3D オブジェクトの表面上にレンダリングされる、テキストを示します。
Text プロパティを設定すると、現在の TText3D によって表示されるテキストを指定することができます。 Text は、どの文字列でも構いません。
Text プロパティを変更する前に、すでに適用されている効果がある場合、それは新しいテキストでも維持されます。 また、この TText3D の表面は再描画されます。
ヒント: 新しいテキスト文字列を、すでに表示されているものと全く同じに指定した場合、効果は更新されず、TText3D オブジェクトも再描画されません。 |
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というわけで3D文字です。
Widthプロパティ(X軸方向サイズ)で文字全長の大きさ、Heightプロパティ(Y軸方向サイズ)で文字高さ、Depthプロパティ(Z軸方向サイズ)で文字の厚みを指定出来ます。デフォルトはそれぞれ「3」「2」「0.3」です。
Textプロパティに「Test」と指定し、Font.Size がデフォルト「11」の場合、画面上には文字が全部ちゃんと表示されません。
文字の大きさが大きすぎるので表示しきれていません。ですから文字の大きさを小さく、Font.Sizeを「4」に指定してみます。
WordWrapプロパティがデフォルト「True」のままなので自動改行されます(ヘルプではデフォルトは「False」と記載されていますが、デフォルトは「True」となっています)。「False」にすると1行になります。ヘルプには、表示しきれない部分は途切れて表示されるとありますが、フィット表示されていますね。
Stretchプロパティを「True」にすると、縦方向もフィット表示されます。
Depthプロパティ値を少し大きくしてみます。
MaterialSource を指定してみます。
MaterialSource に「ColorMaterialSource1」
MaterialShaftSource に「ColorMaterialSource2」
MaterialBackSource に「ColorMaterialSource3」を指定し、
それぞれ、赤色、青色、茶色、を指定します。
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