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DelphiXE3 [FMX] 透明化効果(ColorKeyAlphaEffect)2013/12/07 |
前回は [Effects]内の「モノクロ化効果」(MonochromeEffect)について見てみました。次は同じく [Effects]内の「透明化効果」(ColorKeyAlphaEffect)を見てみます。
[Effects]内
FMX | |
ヘルプより。
TColorKeyAlphaEffect は、特定の色のピクセルを透明にする効果を作成するためのクラスです。
TColorKeyAlphaEffect は表示オブジェクトのテクスチャに影響を及ぼします。詳細は、「TImageFXEffect」および「FireMonkey の画像効果」を参照してください。
ColorKey プロパティを設定すると、透明になる色のキーを指定できます。色の許容範囲は Tolerance プロパティを通じて変更できます。Tolerance が 0 の場合、透明になる色はありません。Tolerance が増えるにつれて、透明になる色の数も増えます。 |
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ColorKey
※ヘルプに記載内容無し
Tolerance
色の許容範囲
指定範囲:0 〜 1
初期値 :0.3 |
※ヘルプに記載内容無し |
Trigger
トリガ条件を保有するプロパティ。
それぞれのトリガ条件は、プロパティ名、等号記号、トリガ値で構成されます。すべての組み込みトリガはブール値です。したがって、それらの値は True または False でなければなりません。 例:
IsMouseOver=true;IsPressed=false
トリガの値を設定は、 オブジェクト インスペクタで最も簡単に行えます。
トリガ | 説明 |
IsDragOver | コントロールがドラッグされている(マウス ボタンがクリックされ、かつ押されたままになっている)際に、効果を発生させます。 |
IsFocused | コントロール上にフォーカスがある際に、効果を発生させます。 |
IsMouseOver | マウスがコントロールの上を通過した際に、効果を発生させます(HitTest が True に設定されている必要があります)。 |
IsVisible | コントロールが画面上に表示されている際に、効果を発生させます。 |
その他の組み込みトリガには、以下のものがあります。
・IsActive(TCustomForm)
・IsChecked (TMenuItem)
・IsOpen (TEffect)
・IsPressed (TCustomButton)
・IsSelected(MenuItem、TTabItem、TListBoxItem、TTreeViewItem)
効果トリガに関するさらなる情報については、「FireMonkey の画像効果」の「効果のトリガ」を参照してください。 |
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それでは少し試してみます。
フォーム上にイメージコンポーネント3つとボタンを配置します。
下図では、100×100ドットのBMPファイル(Image1)、GIFファイル(Image2)、JPEGファイル(Image3)=Windows7 標準のサンプルピクチャの「アジサイ.jpg」を指定しています。
このイメージに対して効果を掛けるようにします。
本コンポーネントを配置し、構造ビューでドラッグして、上記で配置したイメージの子になるようにします。
ColorKey のデフォルト値は「Null」=「黒色」、
Tolerance のデフォルト値は「0.3」です。おそらくこの値を「0」にすると、その指定色ドンピシャな色だけが透明になるのでしょう。また、この値を「1」にすると、全てが透明になるのでしょう。色相や色コードの系列等は関係なく、見た目的には、近い色の濃さのものが透明になる、という感じでしょう。
Tolerance の値を「0.1」にしてみました。
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Tolerance の値を「0.9」にしてみました。
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