AFsoft WebSite(エーエフソフト・ウェブサイト)
 

オペレーティング・システムについて

プログラミングについて
ホームページについて
キャドについて
電子カタログについて
書籍・雑誌
イベント
リンク集
DelphiXE3 [FMX] タイル効果(TilerEffect)2013/12/01
 
前回は [Effects]内の「円形つまみ効果」(PinchEffect)について見てみました。次は同じく [Effects]内の「タイル効果」(TilerEffect)を見てみます。
 
 
[Effects]内
FMX
 
ヘルプより。
TTilerEffect は、ビジュアル オブジェクトのテクスチャを複数の行および列にわたって敷き詰める効果を作成するためのクラスです。詳細は、「TImageFXEffect」および「FireMonkey の画像効果」を参照してください。
 
行および列の数は HorizontalTileCount プロパティおよび VerticalTileCount プロパティで設定することができます。各タイルの縦方向および横方向のオフセットは、VerticalOffset プロパティおよび HorizontalOffset プロパティで設定することができます。
 
タイルのサイズは、テクスチャの元のサイズを分割する列と行の数で決まります。テクスチャは、タイルの大きさに合うようにサイズが変更され、縦横の比率は保たれません。
 
というわけで、画像を縦横に並べた状態にする効果ですね。縦横最大20×20個まで、ということと、各小画像の大きさを指定したい場合は、元画像の大きさに数を掛けた値を指定する、という事になりますね。
 

 
HorizontalOffset
各タイルの水平オフセットを示します。
HorizontalOffset は System.Single 値で、0.00 から 1.00 の範囲の値を取ります。
タイルを水平にスライドさせられる最大の距離は、タイルの幅の同じです。タイルのサイズは、入力イメージのサイズを、行および列の数で割ることによって計算されます。行および列の数は、HorizontalTileCount と VerticalTileCount の各プロパティで指定されます。
HorizontalOffset が明示的に設定されていない場合、0.00 に等しいと見なされます。
HorizontalTileCount
水平タイルの数を示します。
HorizontalTileCount は System.Single 値で、0.00 から 20.00 の範囲の値を取ります。
HorizontalTileCount が明示的に設定されていない場合、3.00に等しいと見なされます。
VerticalOffset
各タイルの垂直オフセットを示します。
VerticalOffset は System.Single 値で、0.00 から 1.00 の範囲の値を取ります。
タイルを垂直にスライドさせられる最大の距離は、タイルの高さの同じです。 タイルのサイズは、入力イメージのサイズを、行および列の数で割ることによって計算されます。 行および列の数は、HorizontalTileCount と VerticalTileCount の各プロパティで指定されます。
VerticalOffset が明示的に設定されていない場合、0.00 に等しいと見なされます。
VerticalTileCount
垂直タイルの数を示します。
 
VerticalTileCount は System.Single 値で、0.00 から 20.00 の範囲の値を取ります。
 
VerticalTileCount が明示的に設定されていない場合、4.00 に等しいと見なされます。
Trigger
トリガ条件を保有するプロパティ。
それぞれのトリガ条件は、プロパティ名、等号記号、トリガ値で構成されます。すべての組み込みトリガはブール値です。したがって、それらの値は True または False でなければなりません。 例:
IsMouseOver=true;IsPressed=false
トリガの値を設定は、 オブジェクト インスペクタで最も簡単に行えます。
トリガ説明
IsDragOverコントロールがドラッグされている(マウス ボタンがクリックされ、かつ押されたままになっている)際に、効果を発生させます。
IsFocusedコントロール上にフォーカスがある際に、効果を発生させます。
IsMouseOver マウスがコントロールの上を通過した際に、効果を発生させます(HitTest が True に設定されている必要があります)。
IsVisibleコントロールが画面上に表示されている際に、効果を発生させます。
その他の組み込みトリガには、以下のものがあります。
・IsActive(TCustomForm)
・IsChecked (TMenuItem)
・IsOpen (TEffect)
・IsPressed (TCustomButton)
・IsSelected(MenuItem、TTabItem、TListBoxItem、TTreeViewItem)
効果トリガに関するさらなる情報については、「FireMonkey の画像効果」の「効果のトリガ」を参照してください。
 
それでは少し試してみます。
 
フォーム上にイメージコンポーネント2つを配置します。
下図では、100×100ドットのBMPファイル(Image1)、GIFファイル(Image2) を指定しています。

 
この2つのイメージに対して効果を掛けるようにします。
本コンポーネントを配置し、構造ビューでドラッグして、上記で配置したイメージの子になるようにします。

Image1の方の HorizontalOffset を「0.5」にします。
Image2の方の VerticalOffset を「0.5」にします。
 
それぞれ負値は指定出来ませんので、反対側にオフセットする事は出来ないようです。


 
バッチファイル
BASIC
C言語のお勉強
拡張子な話
DOSプログラム
Delphi
>Delphi入門編
>Delphi2010
>DelphiXE3
▲2013/11/30
 2013/12/01
▼2013/12/01
 
シェアウェア
Script!World
データベース
 
お問い合わせ 
本サイトはリンクフリーです
リンクバナー
(C)Copyright 1999-2015. By AFsoft All Rights Reserved.