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| DelphiXE3 [FMX]データベース関連のコンポーネント(1) 2013/10/22 |
前頁で[Dialogs]内の「PrinterSetupDialog」（「プリンタ設定」画面）について書きました。これで [Dialogs]内は終了です。ここに「検索」画面や「置換」画面はありませんでした。次に、[Data Access]以降のデータベース関連のコンポーネントをざっと確認だけします。
【Delphi2010の記事はこちら】
【DelphiXE3[VCLアプリケーション]の記事はこちら】
FireMonkeyでは、BDEは廃止になった、という事です。また、
DelphiXE3 Professional では別途別売オプションですが、FireDAC という機能が推奨される事も多くなっているのだそうです。
[Data Access]内
| VCL |  |
| FMX |  |
（ヘルプより）
| DataSource |
TDataSource は、データセット コンポーネントとフォーム上のデータベース対応コントロール間のインターフェイスを提供します。
TDataSource は次のことに使用できます：
・元のデータセットのデータの表示、検索、および編集を行うことができるフォーム上のデータベース対応コントロールとデータセットを結び付ける手段を提供する。
・2つのデータセットをマスタ/詳細関係でリンクする。 データベース対応コントロールでデータを表示し操作する場合、すべてのデータセットをデータ ソース コンポーネントと関連付ける必要があります。 同様に、コントロールでデータを受け取って操作するために、各データベース対応コントロールをデータ ソース コンポーネントと関連付ける必要があります。 また、データ ソース コンポーネントは、データセットをマスタ/詳細関係でリンクします。 |
 |  |
（ヘルプより）
| ClientDataSet |
TClientDataSet は、データベースに依存しないデータセットを実装します。
TClientDataSet は、メモリ内データ セットを表します。クライアント データセットは、次のように使用できます。
・単層データベース アプリケーション用の、すべての機能を使用できるスタンドアロンのファイルベース データセットとして。 この場合、クライアント データセットは、ユーザーのハード ディスク上の専用ファイルに格納されているデータを表します。
・別のデータセットにあるレコードの、ローカルのメモリ内バッファとして。 この別の（ソース）データセットは、クライアント データセットと同じフォームまたはデータ モジュール内に置くことができます（たとえば、クライアント データセットによって、単方向データセットのデータのナビゲーションや編集をサポートする場合など）。 クライアント データセットが多層データベース アプリケーションのクライアント部分を担っている場合は、ソース データセットを別のシステムに置くこともできます。
メモ： 上記の 2 つの機能は、相互に排他的ではありません。 アプリケーションは、"ブリーフケース" モデルを使用して、オフラインでデータを処理するオプションをサポートするように設計できます。 オフィスでは、アプリケーションは、TClientDataSet を使用して、ソース データセットに関連付けられているデータベース サーバーと通信します。 ユーザーが出先で作業する場合、クライアント データセットは、データのスナップショットをハード ディスクに書き込みます。 出先では、アプリケーションはこのスナップショットを使用して処理を行い、クライアント データセットは単層アプリケーションのファイルベースのデータセットの役割を果たします。
メモ：RAD Studio の現在のバージョンで TClientDataSet を使用する場合、MidasLib を uses 句に追加しておけば、Midas.dll をアプリケーションと一緒に配置する必要はありません。 さらなる情報については、「多層データベース アプリケーションを理解する」を参照してください。
クライアント データセットが、別のデータセットのデータを表す場合は、データセット プロバイダを介してそのデータセットと通信します。 クライアント データセットは、IAppServer インターフェイスを介してプロバイダと通信します。 プロバイダがクライアント データセットと同じ形式またはデータ モジュール内にある場合、IAppServer インターフェイスは、作成される隠しオブジェクトによって実装されます。 多層アプリケーションの一部としてクライアント アプリケーションで使用される場合、クライアント データセットは、リモート データ モジュールの IAppServer インターフェイスを介して、すべての呼び出しをプロバイダに渡します。 |
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（ヘルプより）
| DataSetProvider |
TDataSetProvider は、データセットからデータを提供し、そのデータセットまたはデータベース サーバーに更新を反映します。
Use TDataSetProvider を使用すると、データセットからのデータをクライアント データセットまたは XML ブローカに提供し、クライアント データセットまたは XML ブローカからの更新をデータセットまたは基底のデータベース サーバーに反映することができます。TDataSetProvider は、クライアント データセットまたは XML ブローカと同じアプリケーションの一部として使用するか、多層アプリケーションのアプリケーション サーバーに配置することができます。これは、リモート データベース サーバーとクライアント データセットとの間のデータ ブローカとして機能します。
TDataSetProvider は、データセットからのデータをまとめ、1 つまたは複数の転送可能なデータ パケットにしてクライアント データセットまたは XML ブローカに渡します。クライアント データセットは、データ パケットのデータを再構成して、ユーザー アクセス用のローカルのメモリ内コピーを作成します。ユーザー アクセスが完了すると、クライアント データセットは変更されたデータを再パッケージ化し、更新内容をプロバイダに送り返します。プロバイダは、更新情報をデータベースまたはソース データセットに適用します。
プロバイダがクライアント データセットにデータを供給すると、クライアント データセットは、データ パケットのデータを再構成して、ユーザー アクセス用のローカルのメモリ内コピーを作成します。 ユーザー アクセスが完了すると、クライアント データセットは変更されたデータを再パッケージ化し、更新内容をプロバイダに送り返します。 プロバイダは、更新情報をデータベースまたはソース データセットに適用します。
プロバイダが XML ブローカにデータを供給すると、XML ブローカはそのデータ パケットを Web クライアントによってダウンロードされる HTML ドキュメントに XML 形式で追加します。XML ブローカが Web クライアントから更新情報を受け取ると、XML ブローカは更新情報をプロバイダに送り、プロバイダはその情報をデータベースまたはソース データセットに適用します。
クライアント データセットおよび XML ブローカは、IAppServer インターフェイスを通じてプロバイダと通信します。多層アプリケーションでは、これはプロバイダを格納するリモート データ モジュールのインターフェイスとなります。プロバイダに呼び出しを渡せるようにリモート データ モジュールを有効にするには、プロバイダの Exported プロパティを True に設定し、Owner プロパティでリモート データ モジュールを指定しなければなりません。 |
[Data Controls]内
| VCL |  |
| FMX |  |
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