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DelphiXE3 [FMX]円形ダイヤル(ArcDial) 2013/10/12 |
前頁で[Additional]内の「CornerButton」(コーナーボタン)について書きましたので次は、同じく[Additional]内の「ArcDial」(円形ダイヤル)について見ていきます。Delphi2010・VCLアプリケーションには無いと思われます。
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(ヘルプより)
Frequency
この円形ダイヤルの位置が、各動作毎に進む量を示します。
Frequency プロパティを使用すると、この円形ダイヤルが各動作毎に進む(回転する)ステップ数を示します。たとえば、Frequency を 10 に設定した場合、左または右への円形ダイヤルの回転は、一度に 10 メモリ分しか進みません(0 度、10 度、20 度、となります)。 |
ShowValue
この円形ダイヤルコンポーネントが、現在の値のテキストを表示するかどうかを示します。
ShowValue プロパティを使用すると、この円形ダイヤルコンポーネントの真ん中へのテキスト表示(現在値の角度が入る)の、有効化または無効化を切り替えることができます。 |
Tracking
Frequencyプロパティ毎にカクカクと動くのを有効にするか無効にするか、という事かと想像しましたが、どうも違うみたいです(この値に関わらずカクカク動く)。
Value
この円形ダイヤルコンポーネントの値(角度)を示します。
Valueプロパティを読み込みまたは書き込みすると、この円形ダイヤルコンポーネントの値(角度)を取得または設定することができます。ShowValue プロパティを使用すると、この円形ダイヤルコンポーネントの表面内部の値の表示を、有効化または無効化することができます。 |
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(ヘルプより)
汎用のつまみ型回転式ボタンを表します。
アプリケーションで TArcDial ボタンを使用するのは、つまみに似た回転式ボタンをユーザーに用意する必要がある場合です。このダイヤル コントロールの Value は度単位で変わるので、このコントロールを、たとえば進行状況バーの進行度を変えるための線形コントロールとして使用する場合は、プログラムで度から線形の変化量に変換する必要があります。
このダイヤルコンポーネントが値を表示するかしないかを制御するには、
FMX.Controls.TArcDial.ShowValue プロパティを使用します。 |
取り敢えず下図のように配置して動かしてみました。
procedure TForm1.ArcDial1Change(Sender: TObject);
begin
Label1.Text := FloatToSTr(ArcDial1.Value);
end; |
保存・コンパイル・実行を行うと・・・
という感じのようですね。
動かしてわかるのは、まず、
フォーカスを持たない、という事。
Value値は、Single型ですが、結構トンデモ値で返してくれるようなので、Frequencyプロパティはちゃんと指示したほうがいいかもしれませんね。
Value値の範囲は、-180°<(値)≦180°であるという事。
例えば、360と指示すると自動的に 0 にしてくれますが、小数点以下を指示すると、かなりトンデモ値として返してくれる場合があります。ですので、この範囲内の値に自前で変換するのがいいと思われます。
ですが、こういうコンポーネントが標準で搭載してくれていると面白いですね。回転を指示したい場合、トラックバーで操作するよりは、円形ダイヤルで操作する方がしっくり来る場合も多いでしょうし。
それでは各スタイルでの画面状態を確認しておきます。
なし | |
Air.Style | |
Amakrits.Style | |
AquaGraphite.style | |
Blend.Style | |
Dark.Style | |
GoldenGraphite.Style | |
Light.Style | |
MetropolisUIBlack.Style | |
MetropolisUIBlue.Style | |
MetropolisUIDark.Style | |
MetropolisUIGreen.Style | |
RubyGraphite.style | |
Transparent.Style | |
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