DelphiXE3 [FMX]サイズ変更グリップ(SizeGrip)
2013/10/06
前頁で[Standard]内の「ToolBar」(ツールバー)について書きましたので次は、同じく[Standard]内の「SizeGrip」(サイズ変更グリップ)です。これは Delphi2010・VCLアプリケーションにはありません。
(ヘルプより)
Align
このコントロールの整列オプション(上、左、クライアントなど)を示します。
(ヘルプより)
FireMonkey フォームのサイズを動的に変更するためのグラフィックコントロールを表します。
FireMonkey フォームで TSizeGrip コンポーネントを使用すると、フォームのサイズを動的に変更するためのサイズ変更グリップを独自の場所に追加することができます。
このサイズ変更グリップコントロールは、一貫性を考慮して、フォームの右下隅に置くことをお勧めします。FireMonkey フォームに既に TStatusBar コンポーネントが含まれている場合には、TSizeGrip を追加する必要はありません。フォームのサイズを変更するためのサイズ変更グリップをステータスバーに表示できるからです。
との事で、特別なプロパティやメソッド・イベントがあるような感じもしませんし、ただ単に、外観上な装飾を行うだけのものでしょうね。フォーム画面がリサイズ可能になっていれば、このコンポーネントがあってもなくても、フォーム画面のリサイズは可能ですし。
ただ、これまで VCLアプリケーションを作成した時、画面下部にパネルを設置した場合、右下にこのマークが表示されなくてイマイチに思う、という事はありましたので、こういったコンポーネントがあるのなら、利用したくなった場合には利用出来ますので、それについては別にいいかという感じです。
例えば、パネル(Panel1)を配置し、パネルのAlignプロパティを alBottomに指定しておき、パネルの上にサイズ変更グリップ(SizeGrip1)を配置します。位置を右下あたりにします。まぁ、サイズ変更グリップの実際の大きさ、というのはよく分からないのですが。
パネルのリサイズイベントハンドラを下記のようにします。
procedure TForm1.Panel1Resize(Sender: TObject);
begin
SizeGrip1.Position.X := Panel1.Width - SizeGrip1.Width ;
SizeGrip1.Position.Y := Panel1.Height- SizeGrip1.Height;
end;
保存・コンパイル・実行します。
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