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DelphiXE3 [FMX]スプリッター(Splitter) 2013/10/04 |
前頁で[Standard]内の「Switch」(スイッチ)について書きましたので次は、同じく[Standard]内の「Splitter」(スプリッター)です。
【Delphi2010の記事はこちら】
【DelphiXE3[VCLアプリケーション]の記事はこちら】
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(ヘルプより)
Align
このコントロールの整列オプション(上、左、クライアントなど)を示します。 |
例えばパネルを左寄せに配置した右横に配置する場合には同じく左寄せ=alLeftを指定します。
MinSize
スプリッタが左右上下のマージンのいずれかの最大までスライドされた場合の、コントロールの最小サイズをピクセルで示します。
MinSize を使用すると、このスプリッタを使用して分けられているコントロールの、最小の幅または高さを設定することができます。 |
ShowGrip
だそうですが、Trueにすると中央にグリップ?の円が表示されます。Falseにすると円は表示されません。 |
(ヘルプより)
TSplitter は、FireMonkey フォームのクライアント領域をサイズ変更可能な複数のペインに分割します。
1 つのフォーム内の整列された 2 つのコントロールの間にスプリッタを追加すると、ユーザーが実行時にそのコントロールのサイズを変更できるようになります。スプリッタは、フォームの一方の端に接しているコントロールと、それ以外のクライアント領域を占めているコントロールとの間に配置されます。スプリッタは、フォームの端に接しているコントロールと同じ向きにします。ユーザーがスプリッタを移動すると、フォームの端に接しているコントロールのサイズが変化します。これによって、このフォームのクライアント領域が変化し、それに応じてクライアント領域の残りの部分を占めるコントロールのサイズが変化します。
フォーム上の各コントロールは、独立したペインとして使用します。各ペインを配置したら、それと同じ向きのスプリッタを配置して、そのペインのサイズを変更できるようにします。最後にフォームに配置されたペインは、クライアントに合わせる必要があります。このため、ほかのすべてのペインがサイズ変更された後で、残りの領域を埋めるように自動的にサイズ変更されます。 |
というわけで、例えばパネルを配置(Align=alNone以外)した後にスプリッターを配置すると、そのパネルの大きさを実行時に変化させる事が出来ます。
例えば、
Panel1をalLeftで配置、Splitter1をalLeftで配置、
Panel2をalClientで配置、
Panel2上で GroupBox1をalTopで配置、Spltter2をalTopで配置、
Panel2上で CalloutPanel1をalClientで配置、
したとします。
保存・コンパイル・実行をします。
↓
Splitter1をドラッグ操作
↓
Splitter2をドラッグ操作
スプリッターも他のコンポーネントと同様、スタイルによって概観は変化します。スタイルブックを追加し、スタイル「Air.Style」を指定した状態です。
保存・コンパイル・実行を行います。
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