Delphi2010 XPカラーマップ(XPColorMap)
2010/09/30
前回は[Additional]内の「ActionToolBar」(アクションツールバー)について見ましたので、今回は同じく[Additional]内の「XPColorMap」(XPカラーマップ)について見てみます。
XPカラーマップは Delphi6 にはありません。
取り合えず配置してみます。1つ目ですので
Name
プロパティは「XPColorMap1」となります。
<オブジェクトインスペクタ>で見てみると・・・
というような状態で、色設定で埋め尽くされていますね。ヘルプによると
TXPColorMap は,個々のアクションバンドコンポーネントのデフォルトのルックアンドフィールを定義します。
StandardColorMap と同様に,XPColorMap を使用すると,個々のアクションバンドコンポーネントに一意のルックアンドフィールを適用できます。
メモ:すべてのアクションバンドコンポーネントにユニークな外観を一元的に適用したり,デフォルトを変更したりするには,アクションマネージャの Style プロパティを使用します。
「ルックアンドフィール」って何じゃ?なにかの機能?
って、直訳したら「見た感じ〜」ですから、多分、そういう事なのでしょう〜
という訳で、アクションメインメニューバー、アクションツールバーに適用できるようですので、試しに指定してみます。
<オブジェクトインスペクタ>にて、「テスト11」で既にこれまでに利用しているアクションメインメニューバー ActionMainMenuBar1 の
ColorMap
プロパティを、デフォルトの「DefaultColorMap」から「XPColorMap1」に変更します。
↓
アクションツールバー ActionToolBar1 も同様に行います。この時点では見た目変わっていないように見えます。そして、<オブジェクトインスペクタ>にて、XPカラーマップ XPColorMap1 の、例えば、
Color
プロパティを変更してみます。すると、アクションメインメニューバーとアクションツールバーの色が変わったのが分かります。
<オブジェクトインスペクタ>にて、アクションメインメニューバー ActionMainMenuBar1 の
Color
プロパティを確認すると、自動的に上記のXPColorMapの色と同じに設定されたのが分かります。
という訳で、複数存在するアクション○○バーの色を統一して一度で設定出来るようにするための仕組み、の様子です。
同様に、[Additional]内には、「StandardColorMap」「TwilightColorMap」というコンポーネントもあります。
という訳で、配置してみました。
<オブジェクトインスペクタ>を見てみます。
StandardColorMap
TwilightColorMap
上記の XPColorMap 同様、<オブジェクトインスペクタ>にて、アクションメインメニューバー・アクションツールバーの
Color
プロパティを変更して、保存・コンパイル(再構築)・実行をしてみます。
StandardColorMap
TwilightColorMap
この3つを同時に使うかどうかは分かりませんが、1つのみ利用して画面色関連を統一設定するという場合には、プログラムでも1フォームあたり1つを変えるだけで済みますので楽になるかもしれません。
敢えて個別に指定したい場合や、そういう色設定はデフォルトのままで別段何もしないという事であれば、あまり関係はないかもしれません。
[Additional]内の最後にある「CustomizeDlg」については既に、
アクションマネージャー(ActionManager)
のページで記述していますので、これで、[Additional]内のコンポーネントは全て終了です。次回からは、[Win32]内を見て行こうと思います。
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