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Windows95
Windows95が、一般ユーザー用32bitOSとして華々しく登場!
画面回りがシンプルに変わり、[スタート]ボタンをクリックして多段メニューからアプリケーションを選んで実行する、というスタイルに変わりました。Windows3.1時代のように、よく利用するアプリケーションを画面上のアイコンとして置いておく事も出来ます。

従来通り、画面の背景(壁紙)の指定、スクリーンセーバー(画面焼付防止の為に画面を絶えず変化させておくソフト)の指定に加えて、サウンドボードがありサウンドの指定をしておけば、ウインドウのサイズを変更した時やソフトを実行した時に音を鳴らす事が出来るようになっています。
 
ファイル操作は、Windows3.1時代の「ファイルマネージャ」から「Windowsエクスプローラ」に変わりました。扱えるファイル名も、従来の「8.3形式」ではなく、長いファイル名を扱えるようになっています。(但し、半角英字の大文字と小文字は同じ扱いになります。特殊記号も使えないものがあるのは以前と同様で、ソフトによっては空白があるとダメなものもあります。)
 
ファイルマネージャは、参照するディスクドライブの内容を個別に見るようになっていますが、エクスプローラは、全ドライブを一括してツリー表示するようになっています。
 
以前は「ディレクトリ」と呼んでいたものを、「フォルダ」と呼ぶようになっています。
 

ファイルマネージャ
 

エクスプローラ

エクスプローラで、フォルダ名やファイル名を2度ゆっくりクリックすると、その名前を変更出来ます。同じドライブ内にドラッグすると「ファイル移動」、別のドライブにドラッグすると「ファイルコピー」、EXEファイルを単純にドラッグすると「ショートカットを作成」。確実に移動したい場合には、[SHIFT]キーを押しながらドラッグ、確実にコピーしたい場合には、[CTRL]キーを押しながらドラッグ、と、少々煩雑になっています。
 
こういったインターフェイスの変更、以外にも、幾つか追加された便利な機能があります。
 
プラグアンドプレイ機能
各種PCIボード・PCカード等を追加すると、Windowsが自動的にこれを判断し、ドライバの追加を要求してきます。ボード類に付属するドライバFD/CD-ROMを入れると自動的に(あるいは利用するドライバを選択して)ドライバソフトをインストールし、そのボード類を利用する事が出来るようになります。
これまで(NEC専用CバスボードやISAボード等)は、マニュアル等を見ながら、割込み番号やメモリやI/Oアドレスを手で設定しないといけなかったのですが、これをしなくても良いというのは、精神的にとても有り難いです。
 
LAN機能
これまでは、高価であるが安定しているNetwareや、安価であるが不安定な簡易LAN等、メモリ競合で苦しむ等、費用的にも技術的にも難しかったLANが、簡単に出来るようになりました。クライアント/サーバー型を構築するには、WindowsNTServerというサーバー専用OSが必須とされていますが(勿論、Netware等でも可)、パソコン同士を接続するピアツーピアのLANは、NetBeuiというプロトコルを利用すると、簡単にLANが可能となります。
LANは、PC2台だけならば、LANカード2枚とクロスケーブル1本で接続出来ますが、通常は、台数分のLANカードと台数分のLANケーブル、そしてハブ、を用意します。PCの台数が多くなるとピアツーピアよりもクライアント/サーバーにするのが良いですが、10台程度でしたらピアツーピアでもOKです。
クライアント/サーバー型は、プリンタや共用ドライブ等をサーバーのPCに集中して、クライアント(端末)のPCは、サーバーにある資源を利用しましょう、というものです。基本的にはサーバーPCの電源は常時つけっぱなし状態にしますのでPCに安定性が要求されます。
ピアツーピア型は、繋がってるパソコンの資源をいろいろ利用し合いましょう、というものです。各パソコンがサーバー機能も持つために遅くなりますが、比較的、気楽にLANを組む事が出来ます。その分、煩雑になる事も。
プロトコルとは、どういう通信手順でデータ送受信を行うかという取り決めの事で、ピアツーピアLANでは NetBeui、WindowsNTサーバー利用時は NDISや、TCP/IP、等を使う事となり、LANカード・添付ドライバで、そのプロトコルが使えるかどうかを確認する必要があります。
 
インターネット機能
インターネットは、電話回線等を通して、他のコンピュータ(サーバー)に繋げて、その内容(ホームページ等)を見れるようにしたものです。最初は、米国の軍や学校・研究所のみで使われていましたが、クリントン大統領の情報ハイウェイ構想で民間でも使えるようになってから爆発的に普及したのは、言うまでもありません。
インターネットでのプロトコルは、TCP/IPを使います。LAN機能の場合と同様に、設定登録します。ホームページを見る為のソフト「WWWブラウザ」、電子メールを送受信するための「メーラー」を使います。Windows95の初期版では搭載されておらず、「Windows95 Plus!」という別売製品内に「Internet Explorer」(略してIE)と「Mail&News」は入っていました。IE2.0はFDで無料配布され、IE3.0は Windowsパッケージ内に同梱される事となります。
「Microsoft Office 95」内のスケジューラソフト「Schedule+」は「Office97」へのアップグレードで「Outlook97」という名前に変わります。この「Outlook」にはインターネットメール&ニュース機能も含まれます。このうち、スケジューラ機能を除いたものが「Outlook Express」(略してOE)と呼ばれ、IEと共に無料配布される事となり事実上の「Internet Mail&News」の後継バージョンとして扱われています。
このIEには、Windowsの重要な部分(コンポーネント;DLLやOCX等のファイル)が含まれており、最新版のIEをセットアップする事は、Windowsのバージョンを上げる事にもなりました。
 
勿論、「Netscape」等の他社製ブラウザ・メーラーも使う事が出来ます。当初は製品として販売されていましたが、IEへの対抗のためか、Ver4.6辺りから無償配布されるようになりました。
 
その他
「マルチタスク」が「疑似」と呼ばれなくなり、「MS-DOSプロンプト」が安定動作出来るようになり、プラグアンドプレイ機能を利用した様々な周辺機器が登場する事になりました。しばらく後に、USBポートを利用出来るリビジョンも出ましたが、USB正式対応は Windows98の登場を待つ事になります。
 
★ ★ ★
 
ソフトウェア開発環境としては、マイクロソフト社からVBの後継 Visual BASIC 4.0、Visual C++ 1.0の後継 2.0が発売され、その後バージョンアップが続いています。
ボーランド社からは、Delphi 2.0が発売され、その後、3.0、3.1、4.0、5.0、とバージョンアップされています。Borland C++Builderのシリーズもあります。
その他にも、BASIC、C/C++、Java、等、様々なものが出ています。
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