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PaintShopPro6J (4)
 
1.レイヤー
 
PaintShopProで作図を行う場合、パーツが重なったような絵を描きたい場合にはレイヤー機能を利用すると有効です。レイヤー機能を使うには、TrueColor状態でなければなりません。
@絵を描きます。
Aメニュー「レイヤー|新しいラスタレイヤー」を行います。
B「レイヤーのプロパティ」画面が表示されます。
[OK]をクリックします。
Cレイヤーパレットで、これから作図するレイヤーを確認します(濃い青色で示されます)。
 
レイヤーパレットが表示されていない場合には、メニュー「表示|バーの設定」で、レイヤーパレットにチェックを入れて下さい。
Dレイヤー1に、絵を描きました。
Eレイヤーパレットの、レイヤーの表示・非表示ボタン(メガネ絵のボタン)をクリックする事で、レイヤーそれぞれ別個に絵を描く事が出来ます。レイヤーを指定して別々に作図を行えば、お互いに絵を干渉して消してしまう、という事はありません。
F作図作業が終わったら、メニュー「レイヤー|結合|すべて結合」を行い、ファイルに名前を付けて保存を行います。

結合を行うと、レイヤー情報は消えますので、作業の途中で保存したい場合、レイヤー情報を持ったまま保存したい場合には、結合をせずに、「ファイル|名前を付けて保存」を行って、「ファイルの種類」を「PaintShopProイメージ(*.psp)」にして保存して下さい(このデータ形式は、ホームページ等で利用する事は出来ません)。
 
GIF形式、JPEG形式、その他、PSP形式以外でファイルの保存を行うと、レイヤー情報は無くなりますので、御注意下さい。
 
 
2.透過GIF
 
透過GIFとは、GIF画像ファイルのある色を透明色に設定する事によって、ホームページに貼り付けた際、ホームページ上の背景色や背景画像をそのまま見せる事によって、背景と絵がマッチしたように見せる機能です。

非透過

白色を透過

@透過したい色を背景色に指定しておき、メニュー「カラー|透過色の設定」を行います。

 
A「透過色の設定」画面が表示されます。メニュー「カラーパレットの背景色を透過に設定する」にチェックを入れて[OK]をクリックします。

 
Bメニュー「ファイル|名前を付けて保存」をして、GIF形式で保存を行います。
 
※保存を行う際の[オプション]指定で、GIFのバージョンが「87a」になっていると透過情報は保存されません。
※JPEG形式ファイル等では、透過情報はありません。
 (GIF形式、PNG形式、を除く)
 
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