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Ｈｏｔａｌｌ（ホタル）（６）

ホームページをデザインする際に以外と重要になってくるのが表です。表は、単純な表そのものの表現、だけではなく、細かくレイアウトをきちっとしたい場合によく利用します。
　
６－１．表の作成

表を作成するには、メニュー「表｜表の挿入」を行います。すると以下のような入力画面が表示されますので、行と列の数を入力してください。

例えば、行数＝２、列数＝４、と入力して［ＯＫ］をクリックすると、カーソルのある場所に、

と表示されます。合計８つある、１つ１つの枠内の領域のことをセルと呼びます。このセルの中に、いろんな文字やイメージを入れる事が出来ます。

阪神タイガース	○	1234567890
巨人	×		あいうえお

表の中に、更に表を入れる事も出来ます。

１２３４５

６７８９０

○	×
×	○

あいうえお

　
６－２．表の配置

表は、文字やイメージと同様に、メニュー「行｜行位置揃え」の中のサブメニュー「標準」「左寄せ」「中央寄せ」「右寄せ」のいずれかを指定して配置状態を変更する事が出来ます。（右クリックメニュー「行書式｜行位置揃え」で同様の事が出来ます）
「標準」は、特別な指示の無い限り「左寄せ」となります。（表内の場合、表のセルの設定に依存します）

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ

左寄せ

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ

中央寄せ

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ

右寄せ

表の右横にある改行を消すと、次の行の文字が少し詰まって表示されます。

あいうえお
かきくけこ

ＡＢＣ

ＤＥＦ

ABCDEFGHIJKLMN
OPQRSTUVWXYZ

あいうえお
かきくけこ

ＡＢＣ

ＤＥＦ

ABCDEFGHIJKLMN
OPQRSTUVWXYZ

　
６－３．表のプロパティ

表全体^※をマウスでドラッグして黒く反転させ、メニュー「編集｜プロパティ」を行うか、又は、表内で右クリックメニュー「表のプロパティ」を行うと、その表の大きさや縁取り線の状態等を指定する事が出来ます。
^※表の一部だと、表のプロパティではなくセルのプロパティとなります。

【位置合わせ】イメージの回り込み指定と同じ意味です。通常は「標準」のまま使います。
　
【表題】表の上又は下に、「表１．○○○」というような表題（タイトル）を入れる事が出来ます。表題は、その表幅からはみ出ません。「なし」にすると表題は入りません。
　
【表幅】表全体の横長さを決めます。「自動」にすると、表内に入る文字数やイメージの大きさ等によって自動的に長さが調整されます。「ピクセル」指定をすると、必ずその大きさになります。「％指定」にすると、100%を表示画面幅一杯（表のセル内にある場合にはそのセル幅一杯）として算出されます。但し、ピクセル指定も％指定も、表内にそれよりも大きいイメージがあると、表は指定した値よりも大きくなります。イメージが自動的に小さくなる事はありません。
　
【表高さ】表全体の縦長さを決めます。内容は「表幅」と同じです。
　
【セル間隔】隣り合うセルとセルの間隔をピクセル値で指定します。「標準」は２ピクセルです。
　
【セル内余白】表内にある各セル内の上下左右の余白をピクセル値で指定します。「標準」は１ピクセルです。
　
【縁取り線】表の外枠の縁取り線の太さをピクセル値で指定します。「標準」は１ピクセルです。０値指定又は「なし」にすると表の枠は表示されません。
　

－　背景　－

【色】表の内部を１色で塗り潰す事が出来ます。表全体が指定した色になります。「標準」はその画面の背景のまま（表内にある表の場合には、外側の表の色／セルの色に依存）です。
なお、Netscape Navigatorでは、セル間隔の枠線の内部は塗り潰されませんので御注意下さい。
　
【イメージ】表の内部を壁紙のように１つの絵のパターンで埋める事が出来ます。
なお、Netscape Navigatorでは、セル間隔の枠線の内部は塗り潰されませんので御注意下さい。
　
Netscape Navigatorの場合には、行数１列数１の表の中に、更に表を作るようにして、外側の表のプロパティの色指定をするようにすれば、およそ Internet Explorerと同じようにセル間隔の枠線の内部にも色を付ける事が出来ます。しかし、イメージを指定した場合には、各セルで絵が切れたようになってしまいます。

表題の例
ＡＢ	ＣＤ
ＥＦ	ＧＨ

表幅：150ピクセル

A	B
C	D

表幅：50％

A	B
C	D

セル間隔：10ピクセル

ＡＢ	ＣＤ
ＥＦ

セル内余白：10ピクセル

ＡＢ	ＣＤ
ＥＦ

縁取り線：10ピクセル

ＡＢ	ＣＤ
ＥＦ

色指定：青色

ＡＢ	ＣＤ
ＥＦ	ＧＨ

イメージ指定

ＡＢＣ	ＤＥＦ
ＧＨＩ	ＪＫＬ
ＭＮＯ	ＰＱＲ

ＮＮ対策（色指定のみ）

ＡＢＣ	ＤＥＦ
ＧＨＩ	ＪＫＬ
ＭＮＯ	ＰＱＲ

　
６－４．セルの操作

表を挿入した後で、以下のように、行の挿入・列の挿入・セルの分割、のいずれかを行えば、セルを増やす事が出来ます。

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ

→

カーソルをＡ又はＢの位置に移動して、メニュー「表｜行の挿入」（又は右クリックメニュー「行の挿入」）を行う

→


Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ

カーソルをＣ又はＤの位置に移動して、メニュー「表｜行の挿入」（又は右クリックメニュー「行の挿入」）を行う

→

Ａ	Ｂ

Ｃ	Ｄ

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ

→

カーソルをＡ又はＣの位置に移動して、メニュー「表｜列の挿入」（又は右クリックメニュー「列の挿入」）を行う

→

	Ａ	Ｂ
	Ｃ	Ｄ

カーソルをＢ又はＤの位置に移動して、メニュー「表｜列の挿入」（又は右クリックメニュー「列の挿入」）を行う

→

Ａ		Ｂ
Ｃ		Ｄ

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ

カーソルを
Ａの位置に
移動して、

→

メニュー「表｜セルの分割」→「左右｜左」（又は右クリックメニュー「セルの左右分割」）を行う

→

Ａ		Ｂ
Ｃ		Ｄ

メニュー「表｜セルの分割」→「上下｜上」（又は右クリックメニュー「セルの上下分割」）を行う

→

Ａ	Ｂ
	Ｂ
Ｃ	Ｄ

※分割の場合は、元のセルのプロパティを受け継ぎます。
　
表を挿入した後で、以下のように、行／列の削除（切り取り）・セルの併合、のいずれかを行えば、セルを減らす事が出来ます。

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ
Ｅ	Ｆ

→

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ
Ｅ	Ｆ

→

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ

Ｃ・Ｄのセル
を削除したい

削除したい
行を反転

メニュー「表｜行／列の削除」（又は右クリックメニュー「行／列の削除」）を行う

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ
Ｅ	Ｆ

→

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ
Ｅ	Ｆ

→

Ａ

Ｃ

Ｅ

ＢＤＦのセル
を削除したい

削除したい
列を反転

メニュー「表｜行／列の削除」（又は右クリックメニュー「行／列の削除」）を行う

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ
Ｅ	Ｆ

→

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ
Ｅ	Ｆ

→

Ａ	Ｂ
ＣＤ
Ｅ	Ｆ

Ｃ・Ｄのセル
を１つに！

１つにしたい
行を反転

メニュー「表｜セルの併合」（又は右クリックメニュー「セルの併合」）を行う

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ
Ｅ	Ｆ

→

Ａ	Ｂ
Ｃ	Ｄ
Ｅ	Ｆ

→

Ａ	ＢＤＦ
Ｃ
Ｅ

ＢＤＦのセル
を１つに！

１つにしたい
列を反転

メニュー「表｜セルの併合」（又は右クリックメニュー「セルの併合」）を行う

※併合の場合は、前の方のセルのプロパティを受け継ぎます。
　
６－５．セルのプロパティ

セル（表の一部）をマウスでドラッグして黒く反転させ、メニュー「編集｜プロパティ」を行うか、又は、反転状態／セル内で右クリックメニュー「セルのプロパティ」を行うと、それらのセルの位置揃えや色等を指定する事が出来ます。

【水平位置揃え】セル内の文字・イメージの配置を「左寄せ」、「右寄せ」、「中央寄せ」のどれかに指定出来ます。「標準」は「左寄せ」となります。ここを「標準」のままにしておいて、メニュー「行｜行位置揃え」（又は、右クリックメニュー「行書式｜行位置揃え」）で指定する事も出来ます。
　
【垂直位置揃え】セル内の文字・イメージの縦方向の配置を「上端」、「中央」、「ベースライン」、「下端」のどれかに指定出来ます。「標準」は「中央」となります。
　
【セル幅】セルの横長さを「標準」（文字・イメージの大きさにより変動します）、「ピクセル指定」（ピクセル値で指定します）、「％指定」（表に対して何％かで指定します）のどれかに指定出来ます。これらは、表の大きさや隣のセル幅により変動します。ピクセル指定・％指定は、矛盾した値を指定していると自動的に変動します。各セルに、きちっとした値を指定しましょう。
　
【背景色】背景色は、各セルに色を付ける事が出来ます。
　
【背景イメージ】背景イメージは、色を付けるのではなく、そのセルだけにある特定のイメージを壁紙のように貼り付ける事が出来ます。
　
【項目名セルにする】この箇所にチェックを入れると、表の第１行に項目名を入れるような感じで、文字が中央寄せの太文字での表示、になります。
　
【欠損セルにする】この箇所にチェックを入れると、このセルは「存在しないセル」を指定する事が出来ます。このセル内には文字やイメージを入れる事は出来ません。
　
【折り返し禁止】この箇所にチェックを入れると、このセル内に入れる文字は、改行を入れない限り、自動的に改行されなくなります。これにより、セルや表で幅指定をしている場合には、それらの数値指定が無視されますので注意が必要です。