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図形データ集
「電子カタログ」=「図形データ集」と思っている人が多いですが、実際、図形データ集を"電子カタログ"と言っているメーカーが多いのも事実です。
部品メーカーが、自社製品を利用してもらうにはどうしたらいいか?図面で容易に自社製品の部品図を使えるようにすればいいのではないか?それならば部品図をPR素材として用意しよう!そんな所からスタートしたパターン。もしくは、自社製品データベースを構築する際、各諸元表は表計算ソフトやデータベースソフト、外観写真は写真からスキャン/デジカメ等の利用、図面も当初、手書きのものをスキャンしたり、代表寸法値等によるモデル図を利用したりしていましたが、自分達で自社製品をCADで作図する必要も生じてきたため、CADで作図しておきましょう、で、たまたま、お客さんから「部品図データが欲しい」と言われて提供するようになった、というパターン。その他、他業者から「PRを一緒にやらないか」というような話があって、データを作って、同じ媒体で作り込んでいったというパターン。動機は様々でしょう。
 
◆メディア
当初は、フロッピーディスク(FD)が主体でした。当時はそれしか無かったからなのですが、1MBFDに入れられる量は少ないです。FD20枚組・30枚組というのはザラでした。ですので無償配布というのもありましたが、基本的には、一定期間の貸与、又は、有償というのが普通でした。
その他、UNIX系のためのカセットストリーマや、MOディスク、そしてCD-ROMが登場します。マスターディスクを作って業者で大量生産してもらいます。1枚150円前後(ケース等は別)で出来ますのでPR費用の枠で無償配布する所が多くなっていきました。
今では、インターネット上での配布や、DVD-ROMで配布する場合もあるでしょう。
 
◆データ形式
これは部品メーカーが使用するCADの独自データ形式をそのまま出すパターンがあります。MicroCADAM形式、AutoCAD(DWG)形式、ME10形式、その他、フリーウェアで爆発的に普及したJW_CADのJWC形式・JWK形式、3次元CGでは、3Dstudioの3DS形式等、よく利用されます。
次に、CAD中間フォーマットと呼ばれる形式です。CAD独自データ形式は基本的にバイナリファイルで圧縮コードが利用されるために内容が確認しにくくデータが破損すると全体が読めなくなります。これに対し、中間フォーマットはスクリーンエディタで見れるアスキーテキストファイルであり、内容は確認しやすく一部が破損しても何とか読める可能性がある。但しファイルサイズが大きくなる欠点もありますが、現在は余り気にしなくても良いでしょう。これには、MicroCADAMで用意されたBMI形式、AutoCADで用意されたDXF形式、米国ANSI規格のIGES形式、等があります。
 
提供されるデータ形式に対応しているCADソフトを所持していれば、図面作成にそれらデータを利用する事が出来ます。ブラウザソフト/ビューワーソフトで見れるという場合もあれば、コンバーターソフトで他の形式にデータ変換出来る場合もあります。
 
◆データ互換性
データがCAD独自形式の場合、それと同じCAD・同じ又はそれ以上のバージョンであれば、そのまま、データを取り込む事が出来ます。
CAD独自形式の場合、別のCADだと、全く読めなかったり、仮に読めたとしても一部分であったり、という事があります。そのため、「このデータは○○形式ですので○○CAD・バージョン△△で御利用可能です」といった注意書きが必要です。
中間ファイル形式の場合、その形式に対応していると記述されていても、変換条件の指定があったり、変換ルールが述べられていたり、対応・未対応の記述があったり、と、完璧に取り込める場合の方が少ないです。中間ファイル形式にもバージョンが存在します。IGESには、古い1,2,3,4、新しい 5.0, 5.1, 5.2, 5.3,等とあります。DXFは AutoCADのバージョンとほぼ同じだけの種類があり、EX2, GX3, GX5/R12, R13, R14, 2000形式、とあります。バージョンがあがるに連れて内容も複雑になっていきます。古い形式のデータは新しいCADソフトでも読めますが、新しい形式のデータは古いCADソフトでは読めない場合が多いです。つまり、いろんなソフトで読み込ませたいのであれば、なるべく、古いバージョンで作り込んでおく方が良いです。また、新しい技術による新しいデータをビシバシ利用したければ、新しいバージョンで作り込んでおいて、お客様に「新しいバージョンでお使い下さい」という話に持っていくようにします。
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