この外部変形アプリケーションは、Jw_cad の標準コマンド「文字」の
[寸法値]クリック→始点指示→終点指示→寸法値作図 の機能を
外部変形で行うためのソフトウェアです。
「p203_寸法値.bat」は、各機能を実行後、メニュー選択に戻るバージョンで
「p203a_寸法値(連続).bat」は、各機能実行後、メニュー選択に戻らずそれぞれの機能を連続で行うバージョンです。
状況等に応じて使い分けて下さい。
2点間指示(始点・終点→作図)に加えて、
連続点指示、線指示、複数線指示も出来るようになっています。
測定した寸法値はメッセージ表示を行う事が出来、設定により、クリップボードへの送信、Excelへの送信、も出来るようになっています。
Excelへの送信は、OLEオートメーションを利用しています。
※Excel送信がうまく出来ない場合は、本ソフトウェアを終了し、
起動中の Excel を終了し、
タスクマネージャーの[プロセス]内に「EXCEL〜」が存在する場合は
そのプロセスを終了してから、再度、Excelを起動し、
本ソフトウェアを利用してみて下さい。
但し、外部変形ですのでブロック図形内部を直接操作する事が出来ませんので御注意下さい。もし、ブロック編集を行っている状態で動作させる場合には、本アプリケーションを、Jw_cad をインストールしたフォルダに入れて実行せねばならない場合がありますので御注意下さい。 |
本アプリケーションはシェアウェアです。レジストしていない場合(試用時)は図面用紙の四隅に試用版文字がランダムに作図されます。レジストされるとその制限は解除されます。 |
操作手順:
Jw_cad から「その他」→「外部変形」
「p203_寸法値.bat」実行
メニュー
[1)2点指示][2)連続点指示][3)線指示][4)複数線指示][5)設定]
が表示されます。最初に[設定]を行って下さい。
単位:mm単位かm単位かを指示して下さい。
□単位を付ける:測定表示する値に単位(mm又はm)を付けるかどうかを指示して下さい。付ける場合はチェックをオン、付けない場合はチェックオフです。
丸め:切り捨て、切り上げ、四捨五入 のうちから選択して下さい。
□3桁区切(,)を付ける:測定表示する値に、3桁毎に「,」を付ける場合はチェックオン、付けない場合はチェックオフして下さい。
小数点桁数:測定表示する値を小数点以下何桁までにするかを指示して下さい。
□寸法値を作図
測定値を作図する場合、チェックオンして下さい。
2点間/線の中心位置に、指示した距離分離して測定値を作図します。
寸法値の文字は、現在のレイヤグループ・レイヤ・文字種で作図します。
□寸法値をクリップボードに入れる
測定した値を他ソフトで利用する場合には、これにチェックを入れ、測定した後に他ソフトで「貼り付け」(ペースト)を行って下さい。連続点指示・複数線指示の場合は合計長さになります。クリップボードには1測定値のみ入ります。
□EXCELに送信する
測定した値をExcelに送信する場合には、これにチェックを入れて下さい。寸法値の文字を送信後、セルを[下へ移動]するか[右へ移動]するかを指示して下さい。
Excelは各機能を動かす前に起動し、記入するセルを選択しておいて下さい。セル編集状態にはしないで下さい。
[2点指示]を選択します。
始点を指示します。
終点を指示します。
測定を行い、測定値を表示します。
寸法値の角度は始点→終点の傾き角度となります。
Excelに送信する を指示した場合は、Excelの現在セル位置に測定値が入ります。
※Excelは予め起動しておき、記入するセルを選択しておいて下さい。
セル編集状態にはしないで下さい。
最初の選択メニュー指示に戻ります。
「p203a_寸法値(連続).bat」を実行している場合は、メニュー指示には戻らず、同じ機能を連続して実行します。メニュー選択に戻る場合は、再度、外部変形実行を行って下さい。
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